暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep50貴女が思い描いた物語の果て〜Ace of Aces〜
[7/16]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ーテ”を一閃。“ディオサの魔道書”と融合して神器化した“シュリュッセル”を弾く。セレスは大きく弾かれて後退。
「は・・・っ!」
だけどすぐさま刃を戻して、私へと斬りかかって来た。その一撃を真正面から受ける。受けた場所から“キルシュブリューテ”の刀身が凍っていく。私は“シュリュッセル”を捌いて、セレスを押し退ける。
「どうして魔族をあれだけ召喚しておいて、界律は何もアクションを起こさない・・・? だからこう考えてる。あなたが禁呪に手を出しているじゃないか、って」
――
炎牙月閃刃
(
フランメ・モーントズィッヒェル
)
――
凍りついた“キルシュブリューテ”に炎を纏わせて解凍。炎を振り払って、“キルシュブリューテ”を脇に構える。セレスは反応を示さない。
――
極雪轟嵐
(
ベンティスカ・レモリーノ
)
――
返ってきたのは声じゃなくて攻撃。“シュリュッセル”の刀身に吹雪を纏わせ、私に向けて放ってきた。私はそれを大きく横へ移動することで回避。
――ストライク・スターズ――
セレスの放った竜巻へ、私の背後から脇を通ってなのはの大砲撃が突っ込んで行った。砲撃に追随してきたシューターの1発が私を掠める。うわっと、危ねぇ。なのはの砲撃は竜巻の中心を見事撃ち抜いて、竜巻を拡散させて消した。そして技後硬直で動けないセレスへと真っ直ぐ進んで、呑み込んだ。直後に桜色の閃光が爆ぜる。
「・・・お見事」
あれこそなのはの砲撃だ。見ていて清々しい。背後に居るであろうなのはへと視線を移すと、きちんと油断せずに爆ぜた閃光を見詰めているのが見える。私もきっちり油断せずに最大警戒で、セレスを呑み込んだ閃光を見詰める。
――
制圧せし氷狼
(
インバシオン・ローボ
)
――
閃光を食い破って来たのは、氷で構成されて冷気を纏う狼、その何十頭という群れ。私は出来るだけなのはに到達する狼の数を減らすため・・・
「
炎牙崩爆刃
(
フェアブレンネン
)
!」
炎の斬撃を連続で打ち放つ。姿の見えたセレスとの間で大爆発。爆炎を突破してきた狼、その数・・・22頭。空を駆ける氷狼が私に襲いかかり、また脇を通り抜けて行こうとする。
『私は大丈夫・・・!』
なのはからの念話。ここはなのはを信じるべきか否か。私は『ごめん、お願い!』なのはを信じることにした。何頭かが私の脇を通り過ぎて、背後に居るなのはへ向かっていく。私は、自分に襲いかかって来た14頭の狼を片っ端から斬り伏せる。夕陽が狼たちを照らして、反射する夕陽が眩しくて仕方がない。一瞬眩しさに目を閉じそうになった。
「痛っ。乙女のやわ肌を噛むな、ケモノ!!」
それが隙となって、左腕と右足に噛みつかれた。全身に炎を纏って、噛みついて放さない狼を蒸発させ、残りを粉砕した。なのはが気にな
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ