暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep48私が貴方と望む未来へ往く為に 〜Fate〜
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突撃させる。

「ルシルの初女装。男心?っていうのかな、それを知らずに私が可愛いって褒めたり。シャルとアリサが悪乗りしたり。ルシルが泣いて、声を掛けてきた男性を片っ端からふっ飛ばしたりしてさ・・・!」

――プラズマバレット――

「我が手に携えしは確かなる幻想」

――旋衝破――

「フェイト、卑怯だぞ・・!」

ルシルはそう不貞腐れながら、アインハルトの技を使ってバレットを投げ返してきた。返ってきたプラズマバレットをスティンガー二刀で弾き飛ばす。どうしてアインハルトの技が使えるのかが判らない。一体どこで見たんだろ。

「私が、というよりは、サフィーロがDSAAに参加した選手たちの能力を片っ端から複製したようだ」

私の考えを表情から察したようで、ルシルは律義に答えてくれた。3年も前からルシルとリエイスは居たそうだから、セレスに連れられて観戦しに来ていた、ということらしい。ううん、それより今は・・・。

「初めて知ったバレンタインっていうイベント。なのはやはやて、なのはのお母さん達に教えてもらいながら作ったチョコ。でも、ルシルが上級生や同級生にカッコいいとこ見せたせいで、その女子たちにモテて、学校でルシルに渡してほしいって女子がクラスに押し掛けてきて・・!」

ブリッツアクションで接近を試みながら話し続ける。ルシルは私を接近させないように弾幕を張ってきた。シールドを展開。接近を断念してもう1度距離を開ける。

「私、それがなんか気に入らなくて、ルシルに冷たくしてたよね・・・!」

「・・・ふふ、ああ、憶えているよ。あの時のフェイトほど手強いと思ったことはない」

ルシルが思い出話に乗ってきた。その表情は微笑。ほら、ルシルにはそういった表情の方がずっといいよ。あのもやもやした気持ち。アレってやきもちだったんだってあとで解かった。その後、ルシルに悪いことしたなぁ、って落ち込んだりもした。しばらくシャルとエイミィが私をからかうためのネタになったっけ。

「冬が過ぎて春。みんなでお花見もした。夏、学校と管理局、両方の休みを何とか合わせてみんなで海に行ったよね・・・!」

――プラズマランサー――

――プラズマバレット――

ランサーとバレットの複合弾幕を張りつつ、もう1度接近を試みる。ルシルを中心として床に蒼い光の円陣が展開される。この魔術は知っているから、すぐさま反転。

――輝き燃えろ汝の威容(コード・ケルビエル)――

蒼炎が円陣から噴き出して、私の攻撃を全て灰塵にした。私は炎が途切れるのを見計らって、途切れたと同時にブリッツアクションでルシルの元へと疾走する。

――吹き荒べ汝の轟嵐(コード・ラシエル)――

ルシルを守るように蒼い竜巻が生まれる。効果は確か攻撃を弾き
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