暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep47お姉ちゃんは妹を守るものだから 〜Hermana mayor〜
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ィーダ元一尉のクロスファイアがメノリアに向かう。メノリアはクロスファイアを防ぐ手段として、レヴィの身体を持ち上げて盾にしやがった。

「「レヴィ!!」」

あたしに放り投げられたレヴィを何とか受け止める。あたしもシグナムも意識をレヴィに向けた。それが隙になった。一瞬で距離を詰めてきたメノリア。あたしはレヴィを抱えているから何も出来ずに横っ跳び。シグナムはすれ違いざまに紫電一閃を叩きこもうとする。

『邪魔をするな、人間(システム)ですらない虚構(プログラム)風情が!』

だけどメノリアは紙一重のバックステップで紫電一閃を避けた。仕切り直しとなる。あたしが抱えているレヴィが「痛った〜」と言いながら起きた。

「大丈夫かよ・・・?」

「結構効いた〜」

レヴィは涙目でそう答えた。

――冷徹なる極雪の凍波――

メノリアが吹雪の砲撃を放ちながら突撃してきた。あたしら3人は砲撃を横っ跳びで回避して構える。

「うふふふ、でもぉ、これでわたし達の勝ちです♪」

――紫光瞬条(マナクル)昇華(エクステンド)――

それはザフィーラの鋼の軛のようなすみれ色の帯。それが9枚くらい地面から伸びてメノリアを貫いて、繭のようにメノリアを覆い隠した。

「はぁはぁ・・・ごめ・・ん・・わたしは・・・これまでの・・みたい・・・」

レヴィは最後まで言えずにそのまま深い眠りに就いた。遠くの方から「メノリアーーーーッ!!」って、はやてとエリオによって拘束されてるフィレスの叫びが聞こえる。フィレス個人の戦闘は、メノリアとの融合状態でのみ。だからメノリアさえ斃せればあたしらの勝ちだ。
この中で大威力を放てるのは、リエイスとユニゾンしてるはやてだ。眠るレヴィを抱えたあたしを含めた全員の視線がはやてに集まる。

「遠距離攻撃を持つみんなで決めるよ。それくらいしやなきっとメノリアは斃せへん。ヴィータとリイン、スバルとギンガとクイント准尉、エリオはフィレスを拘束な」

あたしらはそれぞれはやての指示に頷いて、フィレスの拘束を引き継ぐ。フィレスが「やめて!」と懇願してくるけど、こればっかりは聞けない。メノリアは危険過ぎる。ここで絶対に斃しておかねぇとダメだ。
レヴィの拘束繭に少しずつ異変が現れる。繭が蒼く凍っていっている。はやてが「急ぐよ!」と指示を出して、攻撃組がカートリッジを連続ロードしていく。そしてメノリアの繭を囲むような位置に着いた。

「ファントムブレイザー!」

「インパルスストライカー!」

「火龍一閃!」

「ソール!!」

ティアナの砲撃から始まって、ティーダ一尉の砲撃、シグナムの振り下ろしの斬撃。最後にはやての炎熱砲撃。はやての砲撃が炸裂して大爆発を起こすんだけど、爆炎や爆風は周囲に
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