暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep47お姉ちゃんは妹を守るものだから 〜Hermana mayor〜
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態変更を行う。
『レヴィ・アルピーノ、近接チームに参加する!』
『了解。気を付けてな!』
遠距離支援班は、はやてさんとティアナさんとティーダさんに任せる。
――ナイトメアハウル――
スバルさん達が障壁に弾かれて飛ばされた直後に、はやてさんの5発の砲撃。着弾して爆発。粉塵の中からメノリアに抱えられたフィレスが出てきた。わたしとエリオはすかさず瞬走壱式とソニックムーブで距離を詰める。
「アストライアー、ブースト3!」
ここでわたしは、奥の手のブースト3を発動した。
†††Sideレヴィ⇒エリオ†††
八神部隊長の砲撃から逃れたフィレス空士へと突撃する僕とレヴィ。距離はすぐに縮まって、僕とレヴィはフィレス空士を左右から挟むような位置取りをした。
「スピーアアングリフ!」
“ストラーダ”のヘッドブースターの推進力による突きを繰り出す。メノリアはヴェールとドレスの裾を翻しながら回転して避けた。メノリアとすれ違って、拳打を放とうとしているレヴィと目が合う。イっちゃってる目だった。ブースト3を発動したんだとすぐに理解した。僕は連撃を放とうとしていたけど急遽中止。巻き込まれないように離脱する。
「さぁ、わたしと一緒に踊りましょう♪」
――瞬閃 牙衝撃――
ドォン!と衝撃音。レヴィの神速の拳打は、メノリアの左脇腹にクリーンヒットしていた。吹き飛ぶのを耐えたメノリアの表情が苦悶に変わり、フィレス空士は「メノリア!」と心配の声を上げる。
動きが止まった今がチャンス。一斉に攻勢に出る僕たち。レヴィの鋭い蹴りが、フィレスさんを庇うようにして防御に構えたメノリアの右腕に防がれる。背後からスバルさんとギンガさんとクイント准尉のトリプルナックル。
――静かにそびえる浄化の氷盾――
氷の盾に防がれる。
「「おおおおおおおおッ!!」」
――紫電一閃――
僕とシグナム一尉による、真正面からの炎熱と電撃の同時斬撃。
――我の愛すべき主に触れるな――
不可視の障壁で難なく防がれた。
――ギガントハンマー――
直後、真上からヴィータ教導官の急襲。メノリアは吹雪を纏わせた左腕を頭上に掲げることで、巨大化してる“グラーフアイゼン”の一撃を防いだ。地面に亀裂が走る。それほどまでに強烈なヴィータ教導官の一撃。ここまでやっても決定打を与えられなかった。
『たかが人間ごときが調子に乗るな・・・!』
僕たちの攻撃を全て防いだメノリアから、頭の中に叩きつけられる美声による毒。身が竦んだ。
――我が名はメノリア――
直後、視界がひっくり返る。気が付けば僕は宙に浮いていて、わけも解からないまま体勢を整えて着地する。メノリアから40mくらいも吹き飛ばされていた。
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