暁～小説投稿ｻｲﾄ～:魔法少女リリカルなのはANSUR～CrossfirE～ Ep45遥かなる夜天に集いし騎士～Wolken Ritter～

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魔法少女リリカルなのはANSUR～CrossfirE～

Ep45遥かなる夜天に集いし騎士～Wolken Ritter～
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『リ・エ・イ・ス、だ。次は間違えるな、イスキエルド』

「知ったことか。どういう名だろうと、お前が俺の仇であることに変わりない・・・！」

――業火に焼かれその罪を償え――

『離れてください、主！』

――ヘルモーズ――

視界が闇色の炎一色になる。鍔迫り合いしとった大剣の炎の爆発。私より先にリエイスがヘルモーズを発動してくれたおかげで、なんとか呑み込まれずに済んだ。シグナムくらいの長髪となった私の髪が爆風で荒れ狂う。爆風に押されるようにイスキエルドとの距離が大きく開く。

――我に滾るは怨嗟の業火――

――慈悲すら許さぬ業火――

イスキエルドは大剣を何度も振るって、炎の斬撃と槍を交互に撃ってきた。私はまたヘルモーズで連続攻撃を避け続け、接近してきたイスキエルドを視界に捉える。リエイスが『この魔法で決着をつけましょう』と告げてきた。私はあんま自信がなかったんやけど、確実に勝てる魔法ではあると思って準備する。

「『フレイ！！』」

“シュベルトクロイツ”を白光の魔力剣へと変える。イスキエルドから嘲笑が聞こえた気がした。私は“シュベルトクロイツ”を脇に抱えるようにして、突っ込んで来たイスキエルドの右脇腹へと全力で振るった。イスキエルドは大剣で私の一撃を捌こうとした。

「な・・・に・・・！？」

「・・・私らの勝ちや、イスキエルド。ううん、ジータ・アルテッツァ元空曹」

私の“シュベルトクロイツ”は、狙った右脇腹やなくて左肩をバッサリ斬り裂いた。フレイ。術者がどんな下手でも、常に最良の一撃を勝手に放ってくれる近接斬撃魔法。
その分、私のような近接・格闘戦に向かへん身体をしとる術者にはかなりキツイ。今の一撃も腕の骨が折れそうやったし、筋肉も悲鳴を上げとる。そやから今日はもう使わん。とゆうかもう2度と使わん、身体が持たへんし・・・。

「・・・なんて・・・こと、だ・・・」

ゼルファーダの甲冑が消えて、白コート姿になったイスキエルドの輪郭が崩れる。勝ったんや。イスキエルドは光の粒子となって崩れていく。その直後、どこからともなくイスキエルドと同じように光の粒子が集まってきた。それがカルドとデレチョやとすぐに解かった。シグナムとヴィータも勝てたんやな。カルド隊の想いのカケラ、それが1つに集まって・・・。

（え？一つに・・・？）

「主はやて！」「はやて！」『はやてちゃん！』『マイスター！』

「シグナム！ヴィータ！リイン！アギト！」

シグナムとヴィータとリインとアギトの声が届く。シグナムとヴィータが私のところに集まって、私らはお互いの無事を確認。そして私らの視線は、1つになったカルド隊の想いに向く。

「リエイス、あれはどういうことなんや・・・？」

『申し

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