暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep44清浄なる優しきもの・運命を切り拓く翼・白き純潔の希望〜Lieiβ〜
[1/9]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
†††Sideエリオ†††

「ストラーダ!!」

≪Thunder Rage≫

フェイトさんやなのはさんと合流した僕たち地上班は、“オラシオン・ハルディン”の魔力・供給施設やソーラーパネルを制圧するために、地上部隊と協力して“ガジェット”群の掃討をしている最中だ。フェイトさん達も、地上部隊の人たちもみんな、これ以上の被害が出ないように精いっぱい戦ってる。

――ソニックムーブ――

“ガジェット”V型3機の攻撃を避けつつ、接近して“ストラーダ”で破壊していく。どれだけ破壊したのか判らないけど、すで10機は破壊したはずだ。
そんな中、空から連続で起きる爆発音が聞こえてきた。シグナム一尉とヴィータ教導官たちが、カルド隊と戦っているものだ。
空を見上げるのを止めて戦闘再開しようとしたとき、“女帝の洗礼”の先端が白銀の光を灯した。

「また撃つのか!?」

“オラシオン・ハルディン”内に、さっきのデバイスの声ような放送が流れる。

≪チャージ完了。照準、第3管理世界ヴァイゼン・地上本部。照準座標調整・・・クリア。砲撃準備完了。洗礼の一撃・・・発射≫

次元跳躍砲がまた撃たれた。今度はヴァイゼンの地上本部。辺りが騒然となる。所々で戦闘を繰り広げている地上部隊の隊員たちの叫びだ。聞こえてきた言葉から、あの騒いでいる隊員たちはヴァイゼンからの応援部隊というのが判った。
守れなかった、と悲しんでいる。僕たちもまた止められなかった。そこに、フェイトさんとなのはさんから、魔力の供給と生成をする施設を2基制圧した、と通信が入った。

≪第3・第4ジェネレーター大破。魔力供給・生成システムにエラー。再起動・・・不可。第3・第4ジェネレーターの破棄を決定。第3・第4を除くジェネレーターの稼働率をアップ。・・・洗礼の一撃、目標まで、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、着弾。目標、第3管理世界ヴァイゼン・地上本部センタービルの破壊に成功。次弾エネルギーの供給開始≫

“オラシオン・ハルディン”にこだまする放送。ヴァイゼンの地上本部は守れなかった。だけど、次は撃たせない。絶対に!!

「行くよ、ストラーダ。もうこれ以上は撃たせない!」

†††Sideエリオ⇒なのは†††

「ヴァイゼンの地上本部が・・・!」

制圧した施設から別の施設へと向かう最中に流れてきた放送。ヴァイゼンの地上本部を破壊して、さらにどこかの管理局施設を破壊するために再チャージするっていう内容だった。
私とフェイトちゃんで制圧した施設2基程度じゃ、“女帝の洗礼”は止められない。私は前を飛ぶフェイトちゃんへと念話を送る。

『フェイトちゃん、次の発射までどれくらいか判らないけど、これ以上は撃たせられない』

『・・・うん。ここは分散した
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ