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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep44清浄なる優しきもの・運命を切り拓く翼・白き純潔の希望〜Lieiβ〜
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ージを負った。
「お前にはもう、勝ち目はない!!」
これでお前との戦いにピリオドを打つ。
†††Sideシャルロッテ⇒フェイト†††
シャルからの念話の通り、全力で“女帝の洗礼”を目指して飛ぶ。私も、なのはも、そして“女帝の洗礼”へと走る3つのウイングロード、スバル達も向かってる。
“オラシオン・ハルディン”の終焉は近い。そう思える。“アインヘリヤル”は残り3基という放送が流れた。ジェネレーターと呼ばれた魔力供給・生成施設もまた、半数の10基を破壊し終えている。
“騎士の洗礼”はまだ1基しか破壊できてないけど、それでも“女帝の洗礼”を停止させれば全てが止まる。
「もう少し・・・!」
空から聞こえるシャルとディアマンテ、シグナムとヴィータとカルド隊の戦闘音。そして“オラシオン・ハルディン”に流れる放送。
≪緊急命令受諾。次弾標的を、時空管理局本局に設定。洗礼の一撃のチャージを再開。砲撃照射まで360秒≫
「な・・・っ!? なのは!!」
「う、うん! 急がないと! 本局に向けて次元跳躍砲が撃たれる!」
さらに速度を上げて、“女帝の洗礼”へと急ぐ。砲撃が撃たれるまで、残り6分。その間に何としてもシャルの願いを果たす。そして辿り着く“女帝の洗礼”の根元、白銀の外壁。
「なのはさん! フェイトさん!」
少し遅れてスバル達が辿り着き、そしてレヴィ、エリオとザフィーラ、ティアナとティーダ元一尉、最後にはやてとキャロとルーテシアが揃った。みんなが頷き合って、早速始める。“女帝の洗礼”の外壁破壊を。たとえ破壊できなくても、シャルの一撃で破壊できるほどにまで弱らせればいい。
「ナカジマ家姉妹! ここが正念場よ!」
「「「「「「はいッ!!」」」」」」
作戦開始だ。全員が物理破壊設定の魔法を使うことになる。クイント元准尉の号令に応えるナカジマ家の姉妹たち。まずはチンクの力、オーバーデトネイションによる攻撃。投擲されたナイフは外壁に当たったと同時に爆発。
すぐにスバル、ギンガ、クイント元准尉の“リボルバーナックル”による拳打と、ノーヴェの“ガンナックル”による拳打。それらが外壁に打ちつけられるけど、弾かれる。スバル達は一斉にその場から退いた。
「合わせるっスよ! ディエチ! ティアナ! ティアナのお兄さん!」
「何でウェンディが仕切るんだよ?」
何故かウェンディの指示の下、同時に放たれる高威力の砲撃。大爆発。だけど外壁が壊れた気配はない。
「打ち壊すッ!!」
“モード・コンバット”のレヴィによる猛烈な連撃。最後にゼロ距離の近接砲撃を撃って、離脱。すぐにエリオの対グラナードのために覚えた一撃、雷槍。ザフィーラの連撃。フリードの火炎砲、と続くけど、一向にヒビすら入
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