暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 自由の翼
空翔ける翼……です。
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ーマット》……80%

最適化(フィッティング)……75%

もう少しですね、時間を稼ぎますか。



○side真耶

流石は織斑先生の妹さんです。

技能的には単純。でも制御できない一直線の動きの瞬間加速(イグニッション・ブースト)を使って体当たりとは……びっくりしました。

教師としては不謹慎にもワクワクしてきました。どこまでできるのか試してみましょう!

私はレッドバレットを乱射して牽制。誘導します。

近接ナイフ《インパルス・エッジ》を呼び出して腰部にマウント。相手の突貫に備えます。……まぁ同じことをしてくるとは思いませんが、念のためにです。

もう一丁のレッドバレットを呼び出して二丁撃ちで攻め直します。

春奈さんは、さも当たり前のように高機動かつ無駄のない動きで飛来する銃弾(猟犬)を避け続けます。

「クッ……」

……?

春奈さんの動きが鈍くなったような気がしますが……気のせいでしょうか?

私はその一瞬を見逃さずに光学手榴弾(エネルギー・グレネード)《クレイモア》を投擲します。

「チッ)!!」

春奈さんがシールドを構えて直撃に備えます。

直後に轟音と閃光が辺りを包みます。煙も絶えない中その姿を彼女が表します。

「試験でクレイモアを使うなんて……なにやってんの!?」

一瞬春奈さんと某木馬の艦長が被って見えました。

どうやら耐ビーム装甲のシールドのようです。ただ、余波を防ぐことができなかったようで彼女のシールドエネルギーは大きく減っています。

私はその言葉を無視して、インパルス・エッジを引き抜いて彼女に近接戦を持ちかけます。

「こっちは近接装備がないって言わなかったですか!?」

……私は無慈悲に実体ナイフで彼女に切りかかります。これが世の道理なのです!!




○side春奈

格闘戦では分が悪い私。ここは、距離をとるしかありません。

が……。

「逃がしません!!」

至近距離で飛んでくる銃弾に手を焼いています。バックを取られたら残りのシールドエネルギーも吹き飛ぶでしょう。

私は被弾覚悟で上へと逃れます。

「……チェックメイトです!!」

……冗談キツイですね。逃れた先には安全ピンの抜かれた手榴弾(グレネード)

[詰み]。この単語がしっくりきますね。

ドカァァァン!!

私の視界が紅蓮の炎で真っ赤に染まりました。




○side千冬

む?今、私のことを[空気]と言ったのはどこのどいつだ?

……まぁ、冗談はこの辺にしておこう。

「終わったか。初期化(フォーマット)最適化(フィッティング)が。」

……束。貴様が
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