暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep41全ての終わりと始まりが集う世界 〜War for the Ambition〜
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の上に幾つかのモニターを展開させる。表示されるのは・・・拠点制圧作戦の最中にリインフォースから“ヴォルフラム”へと送られてきたデータ。モニターに映る画像を観て、クイントさん達が驚いている。「これは・・・まさか・・・」となのはも驚いて、はやてがみんなを見回して頷いた。

「テスタメントの本拠地、オムニシエンスの正確なデータや。今、ティーダ元一尉が言っとった本部のエヘモニアの天柱ゆうんはコレやな」

表示されたのは塔の設計図らしきもの。全高2000m。各所の説明書きにはミッド語が使われ、塔の名称である“エヘモニアの天柱”にはヨツンヘイム語が使われている。“レスプランデセルの円卓”内のほぼ中心に位置するように建造された“テスタメント”の本部だ。

「これへ・・・!」

「どこでこんなものを・・・!」

当然こんな情報があることに驚愕する元幹部のクイントさんとティーダ。2人には元幹部ノーチェブエナ、リインフォースが生き残っていることはまだ話してない。
“六課”のみんなに協力関係を認めさせてから、情報提供者であるリインフォースのことを話そうと、はやてとフェイトと話しあったからだ。ここでようやく2人に説明した。リインフォースは消滅せずに生き残って、そして私たちに情報をくれたことを。

「そう、だったんですか・・・。彼女が居なくなってサフィーロは落ち込んでいたんで、彼女が生きていると知れば、サフィーロは喜ぶかもしれないなぁ。・・・って、え? あれ? 何でこんなに静かになるんですか? 僕、何か言ってはいけないことを言いましたか?」

ブリーフィングルームがシ〜ンと静まる。その様子に困惑するティーダ。さっきまでの管理局そのものの崩壊の危機という緊張感が、ルシルの所為で別の緊張感に変わってくよぉ(泣)

「サフィーロって、確かルシルのことだよね・・・? なに? リインフォースのことで落ち込んでた? それってどういうこと・・・?」

「やっぱり、ルシル君とリインフォースはそうゆう関係なんか・・・?」

そんな変な緊張感の中、声を発したのはフェイトと、はやての2人。それになんか八神家(ヴォルケンズ一同)も変な空気出してるし。エリオとキャロは若干震えてるし。スバルとティアナは苦笑して震えを誤魔化そうとしてるし。なのははなのはで「浮気はダメだよね・・・?」と言いながら、それを伝えるべきフェイトから目を逸らしてるし。

(ルシル、出来るか判らないけど、もし記憶が戻っている状態のあなたに会ったら殴らせてね)

それから、フェイトとの契約後のルシルを何らかの形で犠牲(イケニエ)することを条件にして決着、本筋の話を進める。

「こほん、えー、話が逸れたから戻すな。少し予定が早まったけど、オムニシエンス攻略戦の担当をここで決めさせてもらう。
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