暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep40悲しみの砲光は冬空を照らして〜Celestial Birds〜
[2/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
魔導師じゃないと当たらないような攻撃ばかり。それを察した構成員たちは、次の手段として自動魔力砲台による対空砲火を行ってきた。
これはかなりの精密さで、私とレヴィを除くエストバキア航空隊が被害を受け始めた。そこで私とレヴィが砲台制圧を買って出て、早速制圧に動き出す。

「前から思ってたけど、レヴィってなんて言うか・・・魔“砲”少女って言葉が似合うね・・・!」

≪Photon Smasher≫

高速砲の連射で施設周辺に設置されている砲台を破壊していく。「魔法少女?」と首を傾げるレヴィに、「魔法じゃなくて、砲撃の砲で魔砲少女。どう?」って説明すると、レヴィは少し考える素振りをした。

「なのはさん・・・・。うん、そっくりそのままお返し♪」

――紫光掃破(ハーツイーズ・ドライヴ)――

満面の笑みを浮かべる “モード・バスター”形態のレヴィが放つ特大砲撃。私の破壊した砲台は砲身が折れる程度だったけど、レヴィが破壊した砲台は紙屑のように弾き飛んでいく。レヴィの砲撃を見たエストバキア航空隊は若干引いて、レヴィの浮かべる笑みで顔を赤くしたり青くしていた。

「知ってるよ、なのはさん。幼少時は元より今でも個人砲台としては最強らしいって」

――紫光連砲(ハーツイーズ・ストライフ)――

レヴィの四肢からの4連砲撃。それで2基の砲台を沈黙させて、航空隊の道を作り出した。航空隊は島へと降り立って、“テスタメント”構成員の逮捕と障壁発生装置破壊に乗り出す。それを援護するレヴィ。これは私も負けていられない。

「それは買いかぶり過ぎだと思うけど・・・!」

――エクセリオンバスター――

エクセリオンバスターで砲台1基を沈黙させることに成功。

「それにレヴィの方が派手で威力も凄まじいし。さっきのドライヴとか、ルシル君を一撃のもとに下したムーンライトとか」

ヴィヴィオと組んでルシル君と闘った時のムーンライト・ブレイカー。その場に居る魔導師によって威力は異なるけど、弱体化しているとはいえルシル君を、ヴィヴィオと2人で倒したことには正直驚いていた。

≪Load cartridge≫

シャルちゃんのカートリッジとは別の、局から支給されている通常カートリッジを2発ロード。

「それを言ったら、なのはさんのスターライトもとんでもないじゃないですか。それにバスター2種、スターズ、クラスター、どれを見てもなのはさんの方が魔砲しょ――・・・」

レヴィがハッとした表情になって口をつぐんだ。

「・・・どうせもう少女じゃないですよ〜、もう24歳ですよ〜」

少女の“しょ”で口をつぐんだレヴィに、少し不機嫌そうに言うと、

「ち、違う! 少女、なんて言ったらかえって失礼かなと思ったの! だ、だから、そ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ