暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep40悲しみの砲光は冬空を照らして〜Celestial Birds〜
[1/14]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
†††Sideなのは†††
“オムニシエンス”を護る障壁の発生を司る施設を制圧するため、私とレヴィは第9管理世界エストバキアに赴き、件の施設のある離島が臨める防波堤に居る。
「島・・・か。厄介なところにあるなぁ・・・」
応援部隊としてのエストバキア航空部隊には離れた位置で待機してもらっている。いくら何でも防波堤にずらりと武装隊が並んでいたら、「今から攻撃に行きますのでよろしく!」と言っているようなものだからだ。ちなみに地上部隊も借りられたけど、施設が海上だと文字通り手も足も出ないため待機してもらっている。
「勝敗を決するファクターは空戦能力、ということになるね、これは。念のためにもわたしとなのはさんも出た方がいいんじゃ・・・?」
「そうだね。シャルちゃんには幹部が出てくるまで魔力を温存するように言われたけど、そこは注意していればおそらく大丈夫だとは思う」
私の右隣りに居るレヴィの話にそう答える。するとレヴィは「わたしが可能な限りフォローするから、安心して」なんて心強いことを言ってくれた。私はレヴィに「お願いね」と微笑んで返す。それから数分して、“ヴォルフラム”のはやてちゃんから通信が入った。
『なのはちゃん、レヴィ。今から5分後、1430時に制圧開始でお願いするわ』
『なのは、レヴィ。そっちの拠点は海上らしいから、地上部隊は期待できないと思う。だから2人とも、“幹部が出てくるまで魔力を温存するように言われたけど、そこは注意していればおそらく大丈夫だとは思う”って考えてるだろうから、今の内に言っとく。2人が制圧戦に参加することは許す。だけど幹部が来るのは間違いないから、それまでに魔力と体力を消費し過ぎないように。以上!』
一言一句間違えてないシャルちゃんに少し引きながら(盗聴とかしてるんじゃ?)も、拠点制圧戦への参加を認めてくれたのは素直に感謝。というか、完全にシャルちゃんが仕切っちゃってるよ・・・まぁいいけど。通信も切れて、今度は私が待機してもらっている航空・地上両部隊に1430時に制圧開始との連絡を入れて、時間までひっそりと待つ。
「レイジングハート!」
「アストライアー!」
「「セットアップ!」」
≪All right. Barrier Jacket, Exceed Mode≫
防護服を着用して、航空部隊に「お願いします!」と通信を入れると同時に、施設のある離島を目指して一直線に飛ぶ。エストバキアの航空部隊、総勢60名が私とレヴィに続いて施設を目指す。そして結果として奇襲は成功。島にギリギリまで近付くまで動きを示さなかった施設要員。
「先頭の女2人を落とせ! 六課の局員だ!」
管理局
(
わたしたち
)
が来たと知ると急いで銃による迎撃に移ったけど、余程飛行が苦手な
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ