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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0584話
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ま世界との貿易が本格化してきたというものが大半だった。まぁ、そうは言ってもオーブ1国と雪広財閥、那波重工の2社に麻帆良との間なので、国と国の取引量に比べれば微々たるものだが。特に麻帆良はあくまでも学園都市でしかないし、MM辺りもSEED世界からの輸出品は魔法には全く関係の無い科学の側のものだという影響もあり、それ程重視はしていない。ただしこれが人材交流という点になると、オーブ側の要請もあって魔法使い側からの派遣が圧倒的に多い。雪広財閥や那波重工の技術者の派遣もある程度の人数はいるが、そもそもその2社でも次元の狭間にあるホワイトスターや、平行世界でもあるSEED世界については知らない者の方が多いしな。
 そして俺達がOGs世界に行っている間に始まった、キブツを使った資源の輸出。オーブ側からは連合軍……というか、ほぼ大西洋連邦がオーブに攻めてきた時にオーブの近海で鎮められた艦船やMSの類を、水中に適応させるための外骨格であるクラーケンを装備したM1アストレイによって集めては安めの金額と共にシャドウミラーに提供し、それを資源として変換して買い取っているらしい。
 オーブ軍としてはクラーケンの扱いに慣れ、海中に沈んでいる残骸を無くし、さらには島国であるオーブ最大の弱点でもある資源を購入出来るという、まさに一石三鳥の状態なんだとか。
 これに比べると、貿易の方同様にあくまでも財閥や会社である雪広財閥や那波重工は取扱量が少ないらしい。いや、那波重工はその重工業という企業の性質上、徐々に取扱量は増えていっているのだが。
 ちなみに、これに関しては一番取扱量が少ないのは麻帆良となっている。魔法世界で使われる魔法金属の類が作り出せなかった為だ。どうやらトロニウムのように特定の物質に変換するのは無理らしい事がこれで判明した。

「なるほど。……戦力の充実については問題無し、と」

 相変わらずメギロートの生産工場は活動を続け、技術班の努力……というか、ある意味暴走もあってかなりの性能向上をはたしているらしい。ただ、他の機体の生産ラインはやはりまだまだ復旧は絶望的らしいが。

「まぁ、ギアス世界ならメギロートでも十分戦力になるからいいけどな」

 脳裏に、恐らくもうすぐ介入するだろうギアス世界が浮かぶ。
 KMFはその構造上、PTはおろかAMと比べても防御力の低い機体が多い。運動性が高い分装甲を犠牲にしているのだから当然だろう。あるいは5m程度の大きさで装甲を重視するとまともに動ける機体を作るのは難しいというのもあるだろうが。
 KMFで防御力の高い機体となると、1番印象強いのはナイトオブラウンズのアーニャの機体か。重装甲で足を止めての射撃戦重視というランドグリーズのような機体だ。他にも特殊なバリアという意味ではルルーシュの扱う蜃気楼の絶対守護領域やラ
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