暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos20-C騎士と魔導師の戦舞踏〜3rd Encounter〜
[5/17]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
弾時に放電しながら炸裂することでダメージ効果範囲が広くなる誘導射撃魔法だ。
まぁ今回はランサーの防御魔法の強度の所為で発揮されないけど、でもそれでいい。いま必要なのは周囲に散った帯電している魔力素だから。バレットだった魔力がシャルの帯電している“キルシュブリューテ”の刀身に集束される。
「せぇぇーーいッ!」
ランサーの前面に展開されている障壁を跳び越えるようにシャルは跳んで、ランサーの頭上へ。そしてシャルは、シャル自身と私の雷撃の魔力が集束されたことで強化された“キルシュブリューテ”を振り降ろした。
「コンビネーションか。同じ戦場に味方が居るからこそ可能な魔法だ。大事にするといい」
――
暴力防ぎし
(
コード
)
、
汝の鉄壁
(
ピュルキエル
)
――
最初に展開したシールドを再度展開。おそらくいま展開している単一の円いシールドが対物で、いま解除された小さなシールドを重ね合せたのが対魔力のシールドなんだ。ちゃんと使い分けがある。良い情報を得ることが出来た。
シャルの一撃がランサーのシールドに妨げられて、「キルシュブリューテ!」シャルはさらにカートリッジをロード。その間にも私は準備を進める。ランサーへと左手を翳して前面に魔法陣を展開。“バルディッシュ”のカートリッジを2発とロード。
――拘束の連鎖――
「捕らえたよ、ランサー!!」
シャルが零距離で発動させた鎖型のバインド魔法によってランサーの両足が地面に拘束される。それを確認した私は間髪入れずに・・・
――トライデントスマッシャー――
「「雷覇・砲剣衝!!」」
魔法陣の放射面から砲撃トライデントスマッシャーを放った。魔法陣の中心から1本、その1本を中心として上下に枝分かれするように2本の砲撃を発射させて、着弾時にその3本を結合させて反応を起こすことで、単発着弾よりさらに威力を増加させる砲撃だ。
「砕けぇぇぇーーーーッ!!」
「うぐっ・・・!」
着弾寸前、シャルの一撃がランサーのシールドを砕いて、その一撃をランサーに浴びせた。そのすぐ後にトライデントスマッシャーがランサーに到着、着弾寸前に3本の砲撃は結合して反応。シールドを張ったようには見えなかったランサーへの着弾と同時に雷撃を爆発的に発生させた。
これこそが私とシャルのコンビネーション魔法の1つ、雷覇・砲剣衝(命名は大体シャル)。プラズマバレットで相手の足止め+シャルが利用する帯電魔力素散布。シャルの強化された雷牙月閃刃とバインド魔法でさらに足止め。トドメに私のトライデントスマッシャー。シャルは着弾寸前で離脱。容赦なく相手を撃つことが出来る。
「よっとと。実戦でこうも上手く当てられるなんて、ツイてるかもねわたし達♪」
「シャル・・・!」
私の隣に降り立ったシャルと
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ