暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos20-C騎士と魔導師の戦舞踏〜3rd Encounter〜
[17/17]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
てから。
「捕獲完了、ね」
アルテルミナスの声が背後から聞こえてきた。そうしてフェイトたち全員が俺の目の前へとやって来た。まさかここまでやってくれるとは。実力差を思い知らせて撤退させるつもりだったのだが。こんな隠し玉が居たとは。長引かせたのが失敗だったな。
「さぁ、ランサー。そのチーターの下に隠れているあなたの素顔、見せてもらうから。ルミナ。お願い」
「うん、イリス。さーてさて。どんな顔が拝めるのかな〜? 次元世界を席巻したランサーのす・が・お♪」
俺の頭部に伸ばされてくるアルテルミナスの両手。約束の25日――クリスマスまでは正体を暴かれるのは避けたい。ならば。
「すまないな。少々手加減が利かないかもしれない」
魔力炉
(
システム
)
稼働率アップ。魔力に神秘を付加。魔導式を魔道式へ昇華。
「何かする気だ! 意識を飛ば――いや、逃げ――」
――
浄化せよ
(
コード
)
、
汝の聖炎
(
メタトロン
)
――
足元から蒼炎を四方八方へと這わせ、即座に「
浄炎粛清
(
ジャッジメント
)
!」号令を下し爆破させる。目の前のフェイト達が蒼炎に呑み込まれてその姿を消した。ギリギリで離脱していたのを見たから、直撃は受けていないはずだ。
「(バインドは解けたな)いま帰るよ、オーナー!」
結界の頂上へ向けて急上昇。
――
破り開け
(
コード
)
、
汝の破紋
(
メファシエル
)
――
――
女神の宝閃
(
コード・ゲルセミ
)
――
上級閃光系砲撃ゲルセミに障壁・結界破壊効果のメファシエルを付加したうえで発射。ゲルセミは天を衝き、結界を粉砕して大穴を開けた。俺は穴を通り結界より脱出。そして追手がかかる前に転移を行った。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ