暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos20-C騎士と魔導師の戦舞踏〜3rd Encounter〜
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をぶっ放した。

「やっぱりランサーって騎士じゃなくて魔導師じゃないの!?」

ディバインバスタークラスの砲撃をチャージ無しで発射したランサー。そうツッコみたくもなるほどの理不尽さには呆れ果てる。

≪Explosion≫

5発目のカートリッジをロード。刀身の峰側の付け根にあるコッキングカバーを上にスライドさせて、5連式リボルバーを露わにさせる。消費しきった空のカートリッジを排出して新しいカートリッジを装弾。魔法陣を空中回廊のように連続展開。空に浮くランサーの元へと接近しつつ、『フェイト! 無事!?』姿の見えないフェイトに念話を通すと、『ギリギリ避けれた! 今ランサーの開けた穴を通って接近中!』って応じてくれた。

『クロノ、アルフ! 予定通り2人は捕縛に集中して!』

『ああ!』『おう!』

『フェイト、莫逆之友(ばくぎゃくのとも)・・・行くよ』

『・・・うんっ!』

“キルシュブリューテ”のカートリッジを1発ロード。わたしとフェイトの接近に気付いているらしいランサーはまた“エヴェストルム”を二剣形態にして、それぞれ穂先を私たちに向けて来た。

――燃え焼け(コード)汝の火拳(セラティエル)――

――轟き響け(コード)汝の雷光(バラキエル)――

そして発射される炎熱と雷撃の砲撃。私には雷撃、フェイトには炎熱だ。わたしは跳躍して回避。ま、魔法陣の空中回廊が粉砕されちゃったけど。砲撃を発射した体勢のままのランサーへ、

――チェーンバインド――

クロノとアルフが発動した捕縛魔法が迫る。それに合わせてわたしと、ビルの穴から飛び出して来たフェイトが挟撃を行う。ランサーの両腕・両足が拘束されたのを視認してから・・・・

「光牙・・・」

「プラズマ・・・」

「烈閃刃!」「スマッシャァァァーーーーッッ!」

刀身に付加した純粋魔力を砲撃として発射。フェイトの雷撃砲との挟撃。ランサーは尚もチェーンバインドに拘束されたまま。防御魔法を発動する前に、「はい、直撃」2つの砲撃がランサーに着弾、大爆発を起こした。

『全員、油断はするな。ランサーの防御力は正しく――』

――舞い降るは(コード)汝の無矛(パディエル)――

濛々と立ち込める塵煙から飛び出して来たのは、蒼い閃光で形作られた魔力の槍。わたしとフェイトに3本、クロノとアルフには4本。高速だけど直線的。僅かに体を傾けるだけで回避できた。フェイトもバレルロールで回避。クロノとアルフも回避したのを視認。

「キルシュブリューテ!」

≪ヤヴォール! カートリッジをロード。法陣結界を展開!≫

わたしとフェイト、そしてランサーを閉じ込めるようにして32枚のベルカ魔法陣を展開。するとランサーが「ほう、
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