日常
[8]前話
薄暗い一室には、キーボードを叩く音とマウスをクリックする音
そして、アクションゲームならではの効果音が鳴り響いている
コンピューターを操る二つの影は、手と足を動かし、時々互いに要求をするだけで、無駄な会話は行われていない
勝利の合図と共に、「はぁ〜」とだらしない溜め息が出され、二人の操作の動きが止まる
「実、今何時だ?」
「朝の8時ジャスト」
「何日の?」
「夏休みやん、関係あるん?」
「あるだろ。朝練とか、合宿とか」
「インハイ予選敗退で3年やから引退したやん。とうとうボケてもうたん?」
そういやそうだ、と呟き、またキーボードを操作し始める。
が、ふと実の操作方法が目についた
「お前、メインアカウントを足で操作すんなよ;」
「腹へったんや。真はいらん?」
そう言って、まいう棒を差し出してきた
「要らねぇ。つか、んなもん食わなくても人間の脳はブドウ糖さえあれば事足りるんだよ。食パンがコスパ的に最強。まあ、カカオ100%のチョコは欲しいが」
「効率厨&100チョコ厨乙wせやけどその他の栄養も摂らんと大っきくなれへんで、色々な部分が」←
「お前が言うと、やけに卑猥に聞こえるのは気のせいだと思いたい」←
「心外やなぁw」
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