暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep37想いの全てをこの一撃に 〜Revolver Knuckle〜
[7/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
う〜ん、なんて言ってるのかは解からないけど、頑張るよ。攻撃され続けた所為でバリアも限界になって、無数のヒビが入る。ならこのままバリアごと突っ込んで、ゼロ距離の一撃を入れる。
「マッハキャリバー、ギア・エクセリオン。お願い」
≪Gear Exelion. A.C.S. Drive Ignition≫
“マッハキャリバー”の側面から大きな一対の羽が生まれる。魔導師としての力と戦闘機人としての力をフルに扱えることが出来るこのモード。これなら今のお母さんとでもきっと渡り合えるはずだ。
「行くよっ!」
≪All right Buddy !≫
「うぉぉおおおおおおおおッ!!」
ヒビの入ったプロテクションを前面に展開したまま突撃する。懐に潜り込んで一撃。危険だけど1番確実な方法。お母さんもまたあたしと同じように突撃してきた。さっきと同じ画だ。お互いが右腕を引いて、そして攻撃範囲内に入った瞬間、打つ!
「はぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
――リボルバーキャノン――
「§Π∀ΩГΨ☆Θ!!」
――こノ渇きをダレガ癒してくレルの――
最初にプロテクションが砕け散る。そして衝突するあたしの右拳とお母さんの右拳。お互いの右手の装着された“リボルバーナックル”のナックルスピナーが激しく回転する。あたしも譲らない。お母さんも譲ろうとしない。密着点から火花が散り始める。この競り合いの勝敗を決めるのは力でもなく魔力でもない、ただ強い意志!
「いっっっっけぇぇぇぇぇぇッ!!」
“マッハキャリバー”がさらに出力を上げてくれる。徐々にお母さんの右拳を押し始めた。でもここで忘れたらダメなのが、お母さんの左手にも“リボルバーナックル”があって、両肩から魔族の影腕が生えているということだ。案の定お母さんは競り合いで負けると判断したみたいで、その3つの腕を攻撃に使ってきた。
≪Protection EX≫
なのはさんが使っているプロテクションEXと同じ魔法を発動。そこにシャルさん特製の神秘という魔力のカートリッジでさらに強化。さっきまで使っていたプロテクションとは強度が違うから、完全に防ぎきる。
「ディバイン・・・バスタァァァーーーーッ!!」
お母さんの右拳を捌いて、すぐさま近距離砲ディバインバスターを放つ。ほぼゼロ距離での一撃だったから、まず回避は出来ないはず。砲撃はそのまま突き進んで消えて、勢いを殺せなかったお母さんは落下。だけどウイングロード上に余裕で着地した。
その姿は異様。白コートは完全に破けて無くなって防護服が露わになるんだけど、ゲヴァルトゼーレの所為でほとんど黒い影に侵食されてる。
「ア、あアアあぁああァアア・・・あああアアアああアァぁーーーーッ!!」
お母さんが突
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ