暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep36壊れゆく世界〜Starting the New world〜
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うのはどうかな?」
「最後の1組、わたしが・・・わたしが行く」
レヴィが遠慮したように手を挙げた。レヴィの相手は一応ディアマンテということにしたけど、正直レヴィに勝てる相手とは思えない。それにディアマンテが出張るかどうかと考えれば、まずアイツは出て来ない。何せ姿を現して前線に出たのは先の戦いの1回だけ。
「なのは。なのはもレヴィについて出てくれる?」
「え? うん、私はそれでもいいけど・・・。もしかして、アレッタ三佐たちマルフィール隊が来るかもしれないって考えてる・・・?」
「おそらくね。トパーシオはエルジアでの一戦から出て来ない。ルシルが来るっていうのも可能性あるけど、どっちかと言えばマルフィール隊が来そうなんだよね」
ルシルじゃなくてマルフィール隊。セレスはおそらく姉のフィレスと、そしてルシルを側に置くはずだ。何せセレスこそがルシルのファンクラブの創設者(知ったのは機動六課卒業直前)なんだから。だからこそ、セレスはこういう状況なら姉フィレスと想い人のルシルをしばらく自分の元に居させると思う。私だって何か辛い時があれば、好きな人や大切な人に側に居てほしいと思うから。
「ではこれで決まりだな。
守護騎士
(
われら
)
はウスティオへ行こう。それでいいか、ヴィータ?」
「あたしはそれで構わねぇ。リインとアギトもそれでいいよな?」
「はいです」 「おうよ!」
「それじゃあ私とレヴィはエストバキアで。それでいい、レヴィ?」
「うん!」
「それならあたしとティアは・・・」
「フォスカムにしましょ。廃棄都市区画内にあるみたいだから、陸戦魔導師のあたし達には好都合よ」
「では僕とキャロは平地のノルデンナヴィクへ行きます。それでいいかな、キャロ」
「うん。広い場所の方がきっと戦いやすいだろうから、わたしはそこでいいよ」
「決まり。残りの私たちは、いつでもフォロー出来るようにヴォルフラムで待機ってことで」
ある程度の作戦を立てたところで、はやてがどこかに通信を入れようとしたとき、通信が入ったっていう報せのコールが鳴る。はやてがそれに応えると、クロノが映るモニターが展開。それとほぼ同時にはやての「ちょうどええとこに」っていうセリフと、クロノの『急ぎの話があるんだが』っていうセリフが重なった。
「えーと、クロノ君から聞かせて」
『あ、ああ。管理局はテスタメント幹部に対して出頭するよう呼び掛け、それが受け入れられない場合は実力行使で対処する、という決議がなされた。結果、テスタメントはそれには応じず、なおも管理局施設への襲撃を繰り返している。つまり、君たち六課を含めた管理局は、テスタメントを潰すこととなった」
クロノから聞かされた話に、誰も何も言わない。もうどっちが悪だ
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