暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep36壊れゆく世界〜Starting the New world〜
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面に展開。ついでにここはどこで今日は何日かを調べると、管理世界スプールスで、今日は12月1日だと判る。そして時刻は12時少し前、朝ではなく昼だった。随分な時間を眠りに費やしていたようだ。
次に管理局と“テスタメント”に関する一般公開されている情報(ニュース)を閲覧。そこで判ったのは、あの戦いから管理局も“テスタメント”も動いていないということだった。互いに何かしらあったのだろうが今の私に知る術はない。だから今は用事を済ます。慣れない所為でなかなかに手古摺るが、それでも操作を続ける。

「マスター・・いえ、セレス。私は、管理局に・・・特務六課に付きます」

最後のキーを押して、おそらく主はやて達が1番苦労しているであろう“オムニシエンス”の障壁に関するデータを送信し、コンソールを閉じる。
一息つき、ある事をするために歩を進めて湖に近付く。人としての身体ではない以上、汗もかかなければ空腹にもならない(しかし睡眠は必要だという何ともおかしな話だ)。
しかし最初の1年はマスターに付き従って、一般人と同じような生活をしていたこともあり、人らしい行動、特に身体を洗浄するという行動を自然にとるようになってしまっている。とはいえ、ここ最近は“テスタメント”としての活動が多忙だったため、身体の洗浄は手抜き状態だ。

「久しぶりだな、湖での水浴びも」

幹部がまだ私とルシリオン、そしてセレスとトパーシオだけだった頃は、こういうことをしていた(もちろん男であるルシリオンはどこかにやっていたが)。そんな昔とも言えない思い出を思い出しながら、着ている服を脱ぎ裸となって湖に入る。

(身体的な損傷は完全に治っている・・・? これもフライハイトの恩恵ということなのだろうか・・・?)

完全に傷1つなくなった肌を、冷たい(が、気にはならない)湖水を片手ですくって洗う。いろいろと気になることはあるが、私には到底理解できないような“力”が働いているのだろうと無理やり納得する。最後に長い髪を洗ってから湖を出、カルド隊の炎によって少し損傷した服を着る。最後にルシリオンから贈ってもらったヘアピンで髪を留め、終了だ。

「まずは服をどうにかしなければならないな・・・」

服がボロボロでは地域警邏に目を付けられるかもしれん。そうならないよう新しい服を入手しなくては。近くに小さな街があることを祈り、“女帝の洗礼”に関するデータを纏めつつ私は湖畔を後にする。
最後にもう1度ニュースを観るためにモニターを開く。すると数分前までと打って変わって管理局と“テスタメント”の速報をしていた。キャスターが速報ニュースを読み上げた。その内容は驚愕するほどのものだった。

「テスタメントが・・・管理局に・・・宣戦布告!?」

この数分で、状況はとんでもない方向へと変化、悪化
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