暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
オリジナルストーリー 目覚める破壊者
57話:決意と決戦 皆と一緒なら
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士となのは達が再会した日から数日。
海鳴の街の人達はここが戦場となるともつゆ知らず、普段通り行き交っている。
だがそんな海鳴の昼下がりをぶち壊すように、灰色のオーロラが展開される。
さらにそこから見たことのない姿をした者達が現れてきた。しかも刃物や武器を持って、だ。
普段平和に過ごしている日本人達にとっては、逃げる理由には十分過ぎるぐらいの光景だった。
海鳴の人々は悲鳴を上げながら逃げ惑う。それを追うようにオーロラから出てきた者達―――怪人達が走りだす。
しかし、そこで街に変化が訪れる。
街の色が変化していき、怪人達の視界から次々と消えていった。
何事かと怪人達が疑問に思っていると、
「スティンガースナイプ!」
〈 Stinger snipe 〉
水色に光る球体が、怪人達を急襲する。即死レベルの攻撃ではないにしても、いきなりの事で群がる怪人達は少し慌て始める。
その上に浮遊するのは、いつもの如く黒いバリアジャケットで身を包んでいる、クロノだった。
数体の怪人が倒れていく中、一体の怪人がクロノのスティンガーを弾こうと腕を振り上げる。
「スナイプショット!」
「ガァアッ!?」
だがそれをクロノがさせる訳がなく、弾丸加速のキーワードで弾かれる前に命中させる。
たかが魔力弾一つに怪人達が苦戦する中、クロノはさらに魔力刃を多量に展開する。
「くらえ!スティンガーブレイド・エクスキューションシフトッ!!」
魔力弾に気を取られていた怪人達にこれを防ぐ術はなく、次々攻撃を食らっていく。
このクロノの攻撃で、現在この場に立っている怪人達はほとんどいなくなった。
そしてそのタイミングを狙ってか、その怪人達の背後に新たなオーロラが出現する。
そこから出てきたのは、先程の怪人達よりも明らかに屈強に見える怪人達と、その背後にさらに三つの影。
一つは白いスーツに身を包んでいる、なのは達も一度見たことのある男、月影。
もう一つも白いスーツを着ている男性。こちらはそれに加え黒ネクタイを着けていた。
そして、最後の一人は……
「―――やはり阻むか…」
そう言葉を漏らすのは、ディケイドへ変身している士だった。
それを見たクロノはゆっくりと降下して、アスファルトに足をつけた。
「エイミィ、他の局員には結界の強化をするように伝えてくれ」
『了解!もう皆移動し始めてて、そろそろそっちに着くと思うよ!』
「わかった」
エイミィと連絡している内にも、クロノの後ろに数人が降り立つ。
「クロノ君!」
「美少女三人、ご到着や!」
『お待たせしました!』
「大
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