第2章
戦闘校舎のフェニックス
第50話 決戦終了です!
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」』
部長の下にイッセーが到着し、部長とアーシアがその事に歓喜していた。
『「兵士(ポーン)の坊やと僧侶(ビショップ)のお嬢さんは私が…」』
『「いや。俺が纏めて相手をしてやろう。その方がこいつらも納得するだろう」』
『「ふざけないで!それはまず私を倒してからの話よ!!」』
ライザーの不敵な態度に激昂した部長が魔力を飛ばし、ライザーの腕を吹き飛ばした。
『「ふふふ。投了(リザイン)しろリアス!君はもう詰まれている。こうなる事は読んでいた。チェックメイトだ」』
だが、引き飛ばされた箇所から炎が出て形を成していき、元の腕となった。
『「黙りなさいライザー!!詰まれた?読んでいた?笑わせないで!王(キング)である私は健在なのよ!!」』
『「やむを得まいな」』
そう言うとライザーはユーベルーナに目配せをした。
その頃、イッセーはアーシアに傷の治療をしてもらっていた。
『「……あんなに激しい戦いだったのにここまで来てくださったんですね…」』
『「……約束しただろ…」』
『「……はい…」』
『「……ありがとう。アーシアは俺達の命綱だ。下がってて…」』
『ドゴォォォォン。』
突然、イッセーとアーシアを爆発が包み込んだ。
『「アーシアっ!!イッセーっ!!」』
『イッセー(兄)(君)っ!?』
爆煙がはれると、アーシアを庇う様に抱き抱えているイッセーがいた。
『「悪いな。長引かせてもかわいそうなんで、回復を封じさせてもらおうと思ったんだが…」』
『「すみません。まさかあの坊やが体で受けるとは」』
爆撃を行ったのは、やはりユーベルーナであった。
ユーベルーナの言う通り、ダメージを受けたのはイッセーだけでアーシアは無傷であった。
『「まあいい。とりあえず聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)は封じた」』
ライザーの言う通り、アーシアは無傷だがショックで気を失っていた。
『「てめぇ!!」』
『「私の直撃を受けたのに!?」』
『「女王(クイーン)の防御力だ。プロモーションに救われたな」』
それでも、塔城を一撃で倒した攻撃に耐えたあたりイッセーの頑丈さには感心する。
おまけに闘志は全く衰えていなかった。
『「部長!勝負は続行ですよね!!」』
『「ええ!」』
『「俺バカだから読みとか詰んだとか分からないけど…俺はまだ戦えます!拳が握れるかぎり戦います!!」』
『「よく言ったわイッセー。一緒にライザーを倒しましょう!!」』
『「はい!部長!」』
イッセーは少し離れた所にアーシアを寝かせると、ライザーに向かって走り出した。
『『Boost!!』』
『「うおぉりゃぁぁ…」』
『『Burst』』
その音声が発せられた瞬間、イッセーは糸が切れた人形の様に崩れ落ち、屋根から転げ落ちた。
幸い、その先も屋根だった為、地面
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