暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep31白き羽根が散る〜Noche Buena〜
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す。足元には白銀の召喚魔法陣。彼は一言囁く。「来たれ」と。召喚魔法陣が一際強く輝き、徐々にその姿を現す魔族。それは・・・。

「頼むぞ、純雷の皇馬アルトワルド」

銀に輝く雷光で構成された騎馬だった。口に30cm程度の白い柄を咥え、その柄の左右から刃渡り1m程度の、柳葉刀のような銀の刀身が伸びている。ディアマンテはアルトワルドに跨り、管制室より姿を消した。

†††Sideシャルロッテ†††

ルシルの散弾砲を全弾処理して、全力でフェイトの元をへ向かっていると、はやてとリインフォースを私のところに向かわせた、との念話が入った。

(よし、ここでリインフォースとはやてを契約させる)

すぐに「我が言の葉は幻想紡ぐ鍵」と詠唱して、儀式魔術をひとつ準備する。今からやることは、ルシルがルーテシアとレヴィの時にしたのと似たようなものだ。リインフォースに核を作って、はやてのリンカーコアとリンクさせる。それで今のシグナム達と同じ存在になるはずだ。

――翔け抜ける速攻の陽虚鳥――

だというのに、私の邪魔をしてくるのはどこの「どいつだっ!?」声を荒げる。背後から迫ってくる何かを察知して振り向くと、赤い弾丸っぽいのが3つ。愚直なまでの一直線の突撃。私はひらりと躱してすぐに、やってしまった、と後悔する。何もリインフォースを狙うのがルシルだけとは限らないんだ。すぐさま後を追いかけるんだけど、疾すぎる。

「今の感じ・・・まさかファノ・・・?」

徐々に離されていくのが判る。ファノ。上層魔界の中でもトップクラスの機動力を有する幻想一属だ。ならば、と振るうは愛刀“キルシュブリューテ”。発動する術式は最速の一撃。

光牙閃衝刃(シュトラール・ランツェ)!」

刺突動作と同時に放った紅光の槍が向かっていく。上手く具合に避けられたけど、その回避に使った0,何秒のラグが、私を近付けさせるには十分な稼ぎになった。すると3つの内の1つが反転してきて、その姿を露わにした。赤い甲冑の・・・たぶん女。それと数が3ということは・・・。

「マルフィール・イスキエルド」

私を足止めするつもりだろうけど、速さだけで、んで1人だけで私を足止めしようだなんて・・・。

「甘く見られたもの、ね!!」

――牢刃・弧舞八閃・絶対切断能力無しバージョン――

すれ違いざまに単なる斬撃の檻を放つ。“キルシュブリューテ”の能力・絶対切断を解放していないから甲冑だけを粉砕するに留まっている、と思う。何せ確認せずに残り2人のマルフィール隊を追いかけたんだし。この緊急時に確認していられない。

「はやて! リインフォース!」

――凶牙波瀑刃(シュヴァルツ・シュトローム)――

はやてとリインフォースと交戦してた残り2人と交戦開始。マルフ
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