暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep31白き羽根が散る〜Noche Buena〜
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な裏切りには消滅を以って償わせるゆうことや。
「ルシリオン、いやサフィーロ。私は確かにマスターに恩があり改革にも賛同した。しかし、主はやてとその守護騎士と戦うことはしたくないというのは、確かな本心だ。だが、だからと言って改革を止めるつもりはないし、裏切るつもりもない。だから――」
リインフォースの言葉を最後まで聞かんと、ルシル君は残像を引きながらリインフォースに迫ろうとする。
――ハーケンスラッシュ――
するとフェイトちゃんがルシル君に向かって突撃、“バルディッシュ”で迎撃する。
「行ってはやて! シャルのところに!!」
ルシル君の蒼槍と鍔迫り合いしながらフェイトちゃんがそう言ってきた。親友を置いていくことに少し躊躇いもあったけど。
「ごめんフェイトちゃん!!」
「・・・すまない、テスタロッサ」
リインフォースと一緒にシャルちゃんのところへ向かう。シャルちゃんやったらリインフォースを救える。そう信じて。
・―・―・―・―・―・
“エペラトゥリス・バウティスモ”最上階の管制室。ポツンと設置されたAIコアの真正面に佇むディアマンテが居た。彼の周囲にはいくつものモニターが展開され、“アドゥベルテンシアの回廊”で起こっている戦闘を映し出している。
【各幹部に通達。レジスタンスの撤退完了を確認。円卓の結界を再始動。砲撃による支援は無くなる。特務六課との戦闘を切り上げ、サフィーロと協力し、裏切り者であるノーチェブエナを処断せよ】
【カルド隊了解。というより俺たちにやらせろ】
【そうだ。裏切り者への粛清という大義名分が許される今、俺たちに復讐させろ】
カルド隊からの返答に【好きにしろ】と返すディアマンテ。カルド隊は狂喜の雄叫びを上げ、通信を切る。他の幹部からは返答がなかったが、少ししてマルフィール隊から【了解】と来た。
【ならオレ達は、このまま戦闘続行。六課の足止めをするぜ】
【あの両隊が行けば、もう十分でしょう?】
【僕たちはここに残ります】
そして次に、グラナード、アマティスタことクイントと、アグワマリナことティーダから返答が来た。ディアマンテは思案して【任せた。俺もすぐに向かう】と返し、通信を切る。グラナード達だけでなのは達を相手に完全に足止め出来ないと判断したための出撃。
そして最後に1発、砲撃を放った。位置は幹部と“特務六課”の戦地のど真ん中。もちろん当ててはいない。当てれば自分がハーデに何をされるか判らないからだ。
「効果は上々だな」
モニターに映し出される戦場。戦闘は噴煙によって一時中断されているようだ。そんな激しい煙の中からカルド隊とマルフィールが飛び出す。殺害目標をリインフォースとして。
「では行こうか」
彼は踵を返
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