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シッポウジム エアームドVSハリテヤマ!
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チ!!」
「ハッリテ!!!」
するとハリテヤマは先程とは段違いの速度でエアームドの後ろを取り、その体にパンチを食い込ませた。鋼の体に重い一撃が打ち込まれた。
「エア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ァァァァ!!!!!!!」
「続いてきあいパンチっ!!!」
「ハリテェェエエエ!!!」
続けて強烈なきあいパンチがエアームドの体を激震させた。エアームドは強い衝撃で体勢を立て直す事も出来ず、フウロの目の前まで吹き飛ばされる。
「エ、エアームド大丈夫!?」
「エ、エア"ア"ア"………」
変わらない重々しい声、だが何処か悲しげで怒りが篭った声だった。その時テッケンの声が響く。
「活っ!エアームドよ、貴様は何故己のみで勝とうとする。己の主人が信用出来ぬか、それとも己が捨てられるのが怖いのか!」
「エア"!?ェェェエエエエエエエエエエア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!!!!!」
エアームドの様子が激変した。突如怒声を響かせながら立ち上がり、敵意ではなく、殺意を剥き出しにしながらテッケンを睨み付ける。目は血走り、禍々しくも恐ろしい顔をする。
「ど、如何したのエアームド!?お、落ち着いてお願い!!」
「エア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア!!!!!」
「いいや止めんぞ、貴様はこれまで3度私に敗れている。だがその時は主人を信じていた。だが主人はお前を信じていなかった。そして主人に捨てられた哀れな鳥よ。己の力だけで勝てると思っているのか?活っ!甘ったれるな!」
「エア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"アァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」
飛び上がり、ハリテヤマではなくテッケンへとドリルくちばしを繰り出すエアームド。だがテッケンは恐れずハリテヤマに指示を飛ばす。
「捨てられたくないから自分の力を今の主人に見せ付ける、だから主人の助け無しに戦う。愚か者!!ハリテヤマつっぱり!!」
エアームドのドリルくちばしはハリテヤマに難なく受け止められ、そのままつっぱりを浴びせられてしまう。
「ハリハリハリハリハリハリハリ、ハアァァァリィィィイイイ!!!!!!!」
「エア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ァァァァァァ!!」
エアームドは吹き飛ばれ、壁へと凄い速度で迫っていく。だが……
「エアームドォォオオ!!!!」
壁の前にフウロが飛び込んで、自らをエアームドのクッションになった。エアームドはその行動に驚き、急いでフウロからどいてフウロの様子を伺う。苦しげな声を出しながらも、フウロは笑顔を浮かべている。
「エ、エアームド…大丈夫だった……?」
「エ、エア"ァ……」
目を見開きながら声を出したエアームドの頭にフウロの手が伸び、優しく撫でた。それに体を大きく揺るわせたエアームド。
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