暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0583話
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てより高かったと言えるだろう。
 そんなグランゾンの、真の姿と言ってもいいネオ・グランゾン。しかも、そのネオ・グランゾンをネオ・グランゾンたらしめているとまでシュウ自身が口にしていた程のパーツを調べられるのだから、技術班達の興奮も分からないではない。

「ほら、落ち着きなさい。順番に説明していくから」

 技術班のざわめきを、再び手を叩いて落ち着かせるレモン。
 この辺りは、さすが技術班を率いている者の貫禄といったところか。

「まず、私達技術班がやるべき仕事を上げていくわね。まず最優先なのが、アクセルのニーズヘッグの修理。大破だけどT-LINKフレームの予備はまだあるからそれ程時間は掛からないでしょう。それと、シロガネの改良。こっちはまずどんな風に改良するのかのアイディアから出していかないといけないわね。それとヴァルシオン改の解析と修理。そして最後に、ネオ・グランゾンのパーツ2つの調査。大まかにはこの5つね」
「はい、レモン様! 自分はバリオン創出ヘイロウとかいうパーツの調査を希望します」
「おいこら、抜け駆けはずるいぞ! レモン様、俺は胸部パーツに興味があります」
「人の事を言えないだろ、お前。あ、レモン様。僕はシロガネの方に回りたいと思います」
「じゃあ、自分はヴァルシオン改で」

 技術班の面々が、それぞれに自分の希望を述べていく。
 ……一番人気がバリオン創出ヘイロウで、その次が胸部パーツ。ヴァルシオン改、シロガネの改良ときて最後がニーズヘッグの修理か。いやまぁ、調査や改良と比べると確かにうちの技術班の性格を考えれば修理は人気が無いだろうが……
 どこまでも我が道を征く技術班の面々に、思わず溜息を吐くのだった。
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