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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0583話
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ているのかを教えておくのも悪い事じゃないしな」

 朝食を食べ終わったコーネリアが、紅茶を口にしながらそう告げてくる。
 そしてあやか達4人は、そんなコーネリアに期待の眼差しを送っていた。

「それに、あの激戦を繰り広げた後だからな。皆の機体もオーバーホールは必要だろう。特に私達シャドウミラーは基本的に少数精鋭の部隊だ。それこそ、ヒリュウ改やハガネといった者達よりも質に特化している、な。その分私達が使う機体の状態が悪いとなると、容易に致命的なダメージになるぞ」

 先程の、どこか笑みを含んだ言葉とは違い真剣に答えるコーネリア。
 確かに俺達シャドウミラーは基本的には少数精鋭だというのは間違い無い。もっとも、それはメギロートを使わないと仮定した場合に限るが。メギロートを使ってもいいのなら、質と量を兼ね備える部隊となる。

「そうだな、ならコーネリアの言葉に従って機体をどうにかしておくか。……俺にしてもニーズヘッグは修理しておきたかったし」

 ネオ・グランゾンの戦いで、大破となってしまったニーズヘッグ。一応システムXNを使うのには支障は無かったが、早いところ完全に修理をしておきたい所だ。

「そうね、じゃあ行きましょうか。悪いけど、アクセルを借りるわ」
「さて、じゃあ私も行こうかしら」

 レモンとマリューに両腕を掴まれ、2人の深い谷間の感触を感じつつハンガーまで連行されるのだった。





 ニーズヘッグを開発していた隔離地区にあるA-1ハンガーへと到着した俺は、早速とばかりに空間倉庫からニーズヘッグを取り出す。

「ネオ・グランゾンのパーツとヴァルシオン改についてはどうするんだ?」

 両足首から先と、左腕の肘から先が無い状態のニーズヘッグがメンテナンスベッドへと寝かされている。そのT-LINKフレームの赤い装甲へと触りながらレモンとマリューへと尋ねた。

「そうね。確かA-3ハンガーは技術班の子達がブラックホールエンジンとグラビコン・システムに関しての研究をやっていた筈だから……バリオン創出ヘイロウと胸部パーツもそっちに運び込みましょうか。ネオ・グランゾンのパーツとなると、まず間違い無く重力関係のものでしょうし。ヴァルシオン改は今は空いているA-2ハンガーでいいでしょう」
「それは構わないが、色々と危険な性能も持っているんだから、その辺をきちんと注意して調査や解析をしてくれよ。魔法球の中で重力崩壊とか起きたら洒落にならないぞ」
「あら、それなら魔法球の外でならいいのかしら?」
「……訂正だ。どこででも、そんな真似はしないでくれ」

 溜息と共に吐き出された俺の言葉に、笑みを浮かべつつ頷くレモン。その隣ではマリューもまた同様に楽しそうに俺へと視線を向けていた。
 そう言えば、葉加瀬が技
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