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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0583話
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情を浮かべたあやかが、紅茶を口に運びながらそう呟く。
 現在、別荘の中にあるこの食堂に集まっているのは、茶々丸の作った少し遅い朝食を食べている俺、レモン、コーネリア、マリュー。朝から刺激的とも言える光景を見てしまった為に、未だに照れか怒りで頬を赤くしているスレイ、その話を聞いて面白そうな笑みを浮かべているエヴァ、拗ねた表情を見せているあやか、あらあらと穏やかな笑みを浮かべている千鶴、聞いた話だけで頬を赤く染めながら、それでも気になっている円、ストレートに興味津々な様子で夜の生活の様子をマリューへと尋ねている美砂、潔癖症故かその手の話が苦手そうな為にジト目で俺へと視線を向けているオウカ、そして朝食の準備をしてくれた茶々丸といった面子だった。
 その他の面子はと言えば、葉加瀬は技術班の方に、桜咲はムラタと剣の稽古をしつつ、近衛がいざという時の回復役として。ムウとナタルはまだ起きてきておらず、レイを筆頭に年少組は別荘の周囲にあるジャングルへと遊びに行っている。イザークとエザリアは親子揃ってのんびりしているらしい。

「貴方達も後3年くらいで私達の仲間入りをするつもりなんでしょう? なら、アクセルの夜の生活についても知っておいた方がいいんじゃないかしら?」
「レ、レ、レ、レモンさん!? 私は別に、そんな……」
「可愛い嫉妬を表すくらいなら、美砂みたいに自分に素直になった方がいいわよ?」
「嫉妬なんて、そんな……」
「あれ? 私が引き合いに出されてる?」
「そりゃ、あれだけ興味津々な顔をしてればそうなるでしょ」

 心外だ、とでも言いたげな美砂に円が思わず突っ込む。
 その様子に、周囲の皆が笑みを浮かべて和やかな雰囲気になるのだった。
 話の種にされた方としては正直微妙な感じだが、俺としてもあやか達が俺へと向けている気持ちというのはもちろん知っている。だが、それでもどうにも出来ないのが男という性な訳で……

「さて、その辺の話はそれくらいにして今日をどうするかの話に移るか」

 取りあえず話題を移す事にする。
 だが、レモンやマリューにしてもその件については歓迎する話だったのだろう。特に異論を唱える様子も無く、そっちへと話を移していく。

「私やマリューは昨日も言ったけど、ニーズヘッグの修理とネオ・グランゾンから奪ってきたパーツや、ヴァルシオン改の解析や分析、調査。それとシロガネの改造といったところね。それと、他の機体のオーバーホールもこの機会にやっておきたいわ。という訳で、アクセル。朝食も済んだ事だし早速ハンガーの方に行きましょう。シロガネに関してはハンガーに入りきらないけど……」
「いや、そんな急に言われてもな」
「構わんさ。こっちはこっちでやっている。将来的に私達の一員になるだろう4人に、普段の私達がどのような生活をし
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