暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep27-Aアドゥベルテンシアの回廊 〜First Battle Line 1〜
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か・・・。あー、そう言えば何かの契約ん時に誰かが言ってったっけ。

――この世界に偶然は無く、世界の全ては必然の中で廻っている――

幹部を揃えた敵の魔術師が管理局員なら当然か・・・? どっちにしても“絶対殲滅対象アポリュオン”並に性質が悪いことこの上ない。

「そんじゃまずは、シグナムとヴィータはカルド隊ね」

「ああ。了解だ」

「望むところだ。今度はぜってー負けねぇ」

カルド隊の目的は、自分たちを殺害した守護騎士ヴォルケンリッターへの復讐。正直な話、本当にシグナム達を戦わせていいのか判らない。たとえカルド隊が(他の幹部もそうだけど)本人じゃない未練(ねがい)の塊だとしても、もう1度その手で殺さないといけないということだ。
かつて殺めた人が亡霊となってまで復讐しに来て、またその亡霊を斃す。解決方法としては手放しで推奨できない。だけど、シグナム達を死なせたくない。だからカルド隊には消えてもらう。彼らの未練(ねがい)が叶わずとも。

「えっと、はやてはどうしたい? リインフォースと戦う? まぁ形だけの戦いになるだろうけどさ」

それにリインフォースも出てくるはずだ。彼女の目的がどうであっても私たちと戦うことになるのは間違いない。何せ裏切りがバレたら消滅は確定。嫌々でも形だけの戦いは仕掛けてくる。

「でも私は部隊の指揮をせなアカンし・・・」

「大丈夫ですよ、はやてちゃん。リイン達が幹部との戦いに集中できるように、五課とクロノ提督の部隊が居てくれるのですから。それにヴォルフラム・スタッフははやてちゃんの指示が無くてもデキる人たちです。ですから、はやてちゃんもリインフォースを助けるために出ていいのですよ」

「リイン・・・そやな。うん! リインフォースの相手は私が引き受ける」

リインの説得ではやても参戦決定。本当に“ヴォルフラム”のスタッフを信頼しているからこその決断。いつかの“アースラ・スタッフ”を思い出す。アレックス達は元気にしてるのかなぁ・・・?

「はやてはリインフォースね。次に、なのははマルフィール隊でいいんだっけ?」

マルフィール隊の正体は未だ推測の域。だけどほぼ確定に近いのも確か。かつてのなのはを教導した、デミオ・アレッタ三佐が隊長を務めているマルフィール隊。師弟対決になるというわけだ。本当にマルフィールの正体がアレッタ三佐なら。

「そう・・・だね。うん、マルフィール隊は私に任せて。あ、でも、あともう1人サポートがほしいかな・・・。さすがに1対3は辛いから」

「あ、それならわたしがなのはさんのサポートするよ」

なのはの協力要請にレヴィが挙手。レヴィか。レヴィにはディアマンテとかいう幹部が出てきた際のアタッカーにしようと思っていたけど、さすがになのはだけじゃ厳しい
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