暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep26眠り姫の目覚め 〜Xwelia〜
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†††Sideシャルロッテ†††

昨日の約束通り、イクスヴェリアを覚醒させるために、私たちは教会前に来ている。メンバーは、はやてに許可をもらって同行したスバルとティアナとエリオとキャロとレヴィ。本当なら任務中の六課メンバーが本局を空けることはそう簡単に許されない。
昨日のなのはだってそうだったけど、そこは私のことを考えてくれたはやてのおかげだ。それなら何故スバル達が同行できたのかというと、今日この後、私たちは“テスタメント”の本拠地と思われる“オムニシエンス”に向かうからだ。

・―・―・というわけで回想です☆・―・―・

夕飯の後、恒例の会議室に集まった六課メンバー。
部隊長はやて、分隊隊長のなのはとフェイト。分隊副隊長のシグナムとヴィータ。ロングアーチのシャマルとリインとアギト。各分隊員のスバルとティアナとエリオとキャロ、そしてフリード(は違うか)。そして遊撃隊の私とレヴィとザフィーラだ。

「フライハイト。そろそろこの“身体”を元に戻せ」

「まだダメ。いいじゃん、そのままで。可愛いよ、シグナム」

私はシグナムを“見下ろし”ながら、シグナムの提案を却下してやる。するとシグナムが人知れずガクリと項垂れた。ププ、可愛いのにねぇ。そして今度はヴィータが『悪かった。だから元に戻してくれ』って念話で謝ってきた。でも姿が見えない。一体どこに居るんだろうね〜。

「わたしも謝るから、お願いシャルロッテ。元に戻して(泣)」

レヴィも私服じゃない、局内じゃ絶対に見ない服を着用中。顔を赤くしながら、超ミニなウェディングドレスのスカートの裾をギュウギュウ下に引っ張ってる。

「レヴィ!? 今度は(うえ)が危険なことに!」

「っ! あわわわわわわわわ!」

完全肩出し(ビスチェ)だから、下に引っ張れば引っ張るほど上が下にずれ落ちる。そうなると、それなりに大きな胸(なんて生意気胸っ)が見えちゃうわけで、そしたら今度は上に引っ張るわけで、すると下が見えちゃうわけで・・・。
完全に残念なスパイラルに陥るわけです。さすがにこれ以上は男の子なエリオが大変なことになるので、レヴィの罰はこれにて終了。指パッチンで、服装を元のロングワンピースに戻す。

「しくしくしく・・・。シャルロッテに辱めを受けました・・・」

「シャルちゃん。これはやり過ぎ」

確かに。するとシグナムとヴィータも「こっちも元に戻せ」と抗議してくる。生憎2人は大して問題ないから放置のまんま。しばらくその姿で過ごすがいい。

「まぁなんや。シグナムもヴィータも、もうちょっとシャルちゃんに付き合ったってな」

はやてがシグナムを抱きかかえて膝の上に乗せる。それほどに今のシグナムは小さかった。

「こんなデフォルメしとる三頭身なシグナムは可
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