暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep26眠り姫の目覚め 〜Xwelia〜
[3/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
んなのことを忘れるだろう。私がみんなを憶えていられるのは、“界律の守護神”として存在しているからだ。でも、この戦いを終えたら“界律の守護神”の座を降りることになっている。消える。生前の記憶も。守護神としての記憶も。全てがリセットされる。

(やだな・・・。ずっと望んでいたことなのに、いざとなったら・・・)

それが私の“輪廻転生リインカーネーション”。
私の存在(たましい)が崩れかけてきている。このまま守護神を続ければ、存在(わたし)は消滅して、転生できずに永遠の無に囚われる。その前に(わたし)は“神意の玉座”から解き放されて、“界律”へと戻り、正常な輪廻転生を行う。

(どこの“界律(セカイ)”、どこの時代(じかん)に転生するかは、もちろん判らない)

でも、また人としての人生を歩めるというのであれば、それは幸福なことかもしれない。けどやっぱり、なのは達との思い出が消えるのだけは悲しい・・・。これがもう1つの・・・私が留まれない理由だ。

「そ、そうだよね。私たちがどんなになってもシャルちゃんを忘れない。そうしたら、シャルちゃんはいつまででも私たちと一緒。そうだよね」

なのはの言葉に賛同するみんな。ありがとう。そしてごめんなさい。私は、みんなのことを今度こそ完全に忘れる。

「・・・クロノ君に明日オムニシエンスに向かうことを話した。でな、幹部たちは私らが担当、レジスタンスに関してはクラウディアの武装隊と五課に任すことにしたわ」

「え? よかったの?」

「明日で最終決戦言うんやったら、こっちも派手に動かなアカンくなる。それに、前みたいに幹部たちに怯える必要も無し。真正面から戦える術を手に入れたんやから。むしろこっちから会いたいくらいや。そやから情報が漏れても大して問題やあらへんやろ」

はやてがいつになくバトルモード突入。はやてにとって重要なのは、リインフォースのことだろうけど。確か“特務五課”はセレスの部隊だっけ。あーでも部隊長が代わるらしいし、セレスにもお別れの前に挨拶しておきたかったなぁ。

「そうゆうわけや。みんな、明日の決戦に備えて、今日はもう休んでな。以上、解散!」

・―・―・というわけで回想終わりです☆・―・―・

というわけで、今日これから最終決戦なのです♪
私たちの他にはヴィヴィオと友達の・・・

「はじめまして! コロナ・ティミルです!」

「リオ・ウェズリーです! はじめまして!」

「はじめまして。シャルロッテ・フライハイトです、よろしくね」

コロナとリオ。昨日、ヴィヴィオと一緒に居た子たちだ。うわぁ、可愛い。ルシルのような弟(今は違うけど)より、こういう妹が欲しいなぁ♪ そしてもう1人。昨日、写真見た写真に映ってた子。雰囲気からしてかなりデ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ