暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep23反撃開始!のちょっとその前に・・・ 〜Interval 3〜
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として、記憶操作された形で再会。シャルロッテともまた会えないと思っていたのは間違いない。でも、そんなシャルロッテとこうして楽しく会話できる。それがヴィヴィオのとってすごく嬉しいことなんだ。

「あははは! ウェンディらしいって言えばらしい!」

ヴィヴィオのハイテンションの中で進める会話を聞いていたら、時間なんてあっという間。ベルカ自治領に到着して、わたし達はカリムさん達の居る聖王教会本部に向かった。

†††Sideレヴィ⇒シャルロッテ†††

快速レールウェイに揺られて十数分。私たちが聖王教会本部に到着して、すぐにその顔を見せたのが、

「??・・・???・・・????・・・あーーーーーーッ!!」

こっちに、正確には私を指差して絶叫する姉妹の1人だ。水色の髪をした娘。修道服が何とも言えないくらいに似合わない。

「シスターがそんなんでいいわけ? セイン」

敬虔なるシスター(修道騎士でもあるらしい)であるはずのセインの絶叫。しかも大口を開けての絶叫の上にビシッと人を指差すその行為。セインがシスターになるのは何かの間違いなんじゃないだろうか、と思う。

「ええええ!? あ、え?・・・えええええ!?」

私の存在が信じられないのか、セインの絶叫は止まらない。そこに新たな姉妹が加わる。セインの絶叫を聞きつけて来たみたいだ。

「「・・・あ」」

「オットー、ディード。そのリアクションは逆に少し寂しいなぁ」

男装のオットーと、その妹ディード(こっちは修道服が似合うなぁ)の登場だ。私を見て指を差して絶叫し続けるセインよりかはマシだけど、それでももう少し反応が欲しかったり。

「まぁいいや。久しぶり、セイン、オットー、ディード」

「あ、ああ・・・ホントにシャルロッテ?」

ようやく絶叫をやめたセインの、私かどうかを確かめる発言。んー、口で答えるより実際に私かどうかをその目で確認して見せて、セイン。

――閃駆――

「「「「「「っ!?」」」」」」

一瞬でセインの背後に回る。手にするのは魔力を固定させて具現した魔力剣。でもセインもなかなかの反応を見せる。彼女の能力“ディープダイバー”が発動。地面を潜行して私からすぐさま距離を取った。

「な、なななな何をいきなり・・・!?」

突然のことだというのにしっかりと反応したセイン。私の持つ真紅の魔力剣を指差して口をパクパク。あなたは金魚か鯉ですかぁ?

「ごめんごめん。でもこれで私が本物だってことは判ったでしょ?」

「だからっていきなり閃駆!? そんで斬りかかって来るなんて、ありえなくない?」

軽く涙目なセイン。魔力剣を消して、セインへと近付こうとすると「ぎゃぁぁぁッ!」って今度は別の意味で絶叫する。まずいなぁ。どうや
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