暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep23反撃開始!のちょっとその前に・・・ 〜Interval 3〜
[8/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
、力が強過ぎます!』」
なのはが神速の動きでレヴィに抱きついて、そのフワフワした身体に顔を埋めている。フッ、恐るべしヒマラヤン・レヴィ。エースオブエースのなのはを意図も容易く陥落するとは。
「これで行けるよね。そんじゃ、レヴィ・ゴー!!」
「みゃぁーーーう! みゃあみゃぁーぅ、みゃーぅ!『だ・か・ら! もう少し違った路線のサプライズを考えてってば!』」
「何が不満なわけ? 言語をみゃう、から、もきゅ、にでもすればいいの? しょうがないなぁ。いいよ。もきゅ、に変更すれば良いんでしょ? ついでにヒマラヤンから桃色がかった羊にしてあげるから」
「みゃあぅぅーーーー!『そんなこと誰も望んでなぁぁぁーーーい!』」
ついには頭を抱えて唸り始めるレヴィ。少しイジメ過ぎたか? でも私の楽しみのためにもう少し頑張ってもらおっと♪
苦悩に悶えるレヴィと別の意味で悶えるなのは。そんな2人を見つつ、私は自分の変身を解いて、別の誰かに変身しようとした。
「シャル・・・さん・・・?」
その声が耳に届いたことで全ての終わりを察した。ギギギ、という擬音が聞こえそうな感じで私は声のした方へと振り返る。ヴィヴィオが信じられないと言った風に私を見ていた。
「それに、なのはママと・・・レヴィ?」
「あ」「みゃうぅ『見つかった』・・・」
視線が交じり合うヴィヴィオと私たち。サプライズ云々という計画は水泡に帰してしまった。こうなったらもう普通でいいや。丸投げだぁ!
「久しぶり、ヴィヴィオ。元気?」
「・・・シャルさん・・・シャルさん!」
「おお!?」
再会の挨拶をしたと同時にヴィヴィオが飛びついて来た、と言ってもいいくらいの勢いで抱きついてきた。ふわりとした良い香りのする綺麗な金髪が私の鼻をくすぐった。
「ヴィヴィオ・・・」
ヴィヴィオを抱き締めて実感する。5年前、別れる時も抱きついてきたヴィヴィオを抱きしめた。あの小さく幼かったヴィヴィオがこんなに大きくなって。
「ホントに久しぶり」
少し強くヴィヴィオを抱きしめた。
†††Sideシャルロッテ⇒レヴィ†††
シャルロッテに散々遊ばれて、ヴィヴィオを驚かせるというサプライズも無くなって、心労が溜まる一方だった今日この頃。
レールウェイの車内、シャルロッテの前に座るヴィヴィオの笑顔を見たら、そんな軽いストレスも吹き飛ぶというものだ。今わたし達は聖王教会本部に向かっている最中。シャルロッテは姉妹たちと会いたいらしいし、ヴィヴィオはイクスにシャルロッテを会わせたいみたい。
「それでねシャルさん! ウェンディってば――」
今のヴィヴィオは興奮冷め止まず、と言ったところだ。もう会うことの出来ないと思っていたルシリオンは敵
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ