暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep23反撃開始!のちょっとその前に・・・ 〜Interval 3〜
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、力が強過ぎます!』」

なのはが神速の動きでレヴィに抱きついて、そのフワフワした身体に顔を埋めている。フッ、恐るべしヒマラヤン・レヴィ。エースオブエースのなのはを意図も容易く陥落するとは。

「これで行けるよね。そんじゃ、レヴィ・ゴー!!」

「みゃぁーーーう! みゃあみゃぁーぅ、みゃーぅ!『だ・か・ら! もう少し違った路線のサプライズを考えてってば!』」

「何が不満なわけ? 言語をみゃう、から、もきゅ、にでもすればいいの? しょうがないなぁ。いいよ。もきゅ、に変更すれば良いんでしょ? ついでにヒマラヤンから桃色がかった羊にしてあげるから」

「みゃあぅぅーーーー!『そんなこと誰も望んでなぁぁぁーーーい!』」

ついには頭を抱えて唸り始めるレヴィ。少しイジメ過ぎたか? でも私の楽しみのためにもう少し頑張ってもらおっと♪
苦悩に悶えるレヴィと別の意味で悶えるなのは。そんな2人を見つつ、私は自分の変身を解いて、別の誰かに変身しようとした。

「シャル・・・さん・・・?」

その声が耳に届いたことで全ての終わりを察した。ギギギ、という擬音が聞こえそうな感じで私は声のした方へと振り返る。ヴィヴィオが信じられないと言った風に私を見ていた。

「それに、なのはママと・・・レヴィ?」

「あ」「みゃうぅ『見つかった』・・・」

視線が交じり合うヴィヴィオと私たち。サプライズ云々という計画は水泡に帰してしまった。こうなったらもう普通でいいや。丸投げだぁ!

「久しぶり、ヴィヴィオ。元気?」

「・・・シャルさん・・・シャルさん!」

「おお!?」

再会の挨拶をしたと同時にヴィヴィオが飛びついて来た、と言ってもいいくらいの勢いで抱きついてきた。ふわりとした良い香りのする綺麗な金髪が私の鼻をくすぐった。

「ヴィヴィオ・・・」

ヴィヴィオを抱き締めて実感する。5年前、別れる時も抱きついてきたヴィヴィオを抱きしめた。あの小さく幼かったヴィヴィオがこんなに大きくなって。

「ホントに久しぶり」

少し強くヴィヴィオを抱きしめた。

†††Sideシャルロッテ⇒レヴィ†††

シャルロッテに散々遊ばれて、ヴィヴィオを驚かせるというサプライズも無くなって、心労が溜まる一方だった今日この頃。
レールウェイの車内、シャルロッテの前に座るヴィヴィオの笑顔を見たら、そんな軽いストレスも吹き飛ぶというものだ。今わたし達は聖王教会本部に向かっている最中。シャルロッテは姉妹たちと会いたいらしいし、ヴィヴィオはイクスにシャルロッテを会わせたいみたい。

「それでねシャルさん! ウェンディってば――」

今のヴィヴィオは興奮冷め止まず、と言ったところだ。もう会うことの出来ないと思っていたルシリオンは敵
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