暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep23反撃開始!のちょっとその前に・・・ 〜Interval 3〜
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程度しか覚えきれてないけど。まったく、どんだけ複製してるんだか。

『って、シャルロッテ。わたしに変身して何するつもり!?』

『これもサプライズの一環ゆえに』

レヴィの姿に変身して、ヴィヴィオがどこまで反応できるか(というか驚いた顔が見たい)を確かめる。レヴィがぎゃあぎゃあ言ってきてるけど無視。私“が”楽しみたいんだよ!!(本音)
ヴィヴィオが通り過ぎていって、背後からの奇襲の舞台は整った。レヴィの腕を引っ張って、いざ、ヴィヴィオに突撃だぁぁぁッ!

『やだっ! そんなことしたら、わたしの好感度が下がるでしょ!』

というのに抵抗を止めないレヴィ。奇襲するのがレヴィ、そしてレヴィに変身している私。下手をすれば確かにレヴィへの好感度は下がるし、シスターに見つかればお説教(無論私は逃げる)。ハイリスクだ。そう、レヴィに限って言えば、ね・・・。

『よし。行こう!』

『話聞いてた!? 嫌われたくないんだってば! こんなアホなことで!』

抵抗を依然としてやめないレヴィ。だったら、これでどうだ!

「我が言の葉は幻想紡ぐ鍵」

詠唱と同時にレヴィの周りに淡い真紅の光が生まれる。そして光が晴れると同時に姿を現すレヴィ。

「こ、これは・・・!」

なのはがレヴィの姿も見て1歩2歩と歩み寄っていく。レヴィはなのはの様子に首を傾げて、小さく可愛らしい口を開いた。

「みゃうぅ〜?・・・・???」

出たのは人語じゃナッシング。

「みゃぅ? みゃ? みゃうみゃう〜!?」

「か、可愛い・・・」

レヴィは人語が話せなくなったことに混乱しだし、なのははレヴィの姿と言葉に落ちた。レヴィが勢いよく私に振り向いて、そのフワフワした身体を近付けてきた。

「みゃう! みゃぅみゃぅ! みゃああう! みゃ・・・『シャルロッテ! これはどういうつもり!?』」

お、早速念話でのコミュニケーションを見つけたか。さすがに念話にまでは影響を及ぼすことが出来ないんだよね、この変声術式。

「いや〜、そのままの姿が嫌だっていうから、着替えさせてあげたんじゃない。ヒマラヤンの着ぐるみにさ。可愛いよレヴィ。そのもふもふフワフワしたヒマラヤン姿」

「みゃぅーぅ! みゃぁう!『どこを間違えてそういう結論に至るのかが全然理解できない!!』」

今のレヴィの姿は白いヒマラヤン(フワフワしたネコで、とても可愛いのだ!)の着ぐるみだ。顔だけ胸のあたりからひょこっと出していて、それが余計に可愛らしく見える。

「シャルちゃん。これは確かに可愛いけど、どこがサプライズになるのかが解からない」

「みゃあぅ、みゃぁみゃあぅー!『なのはさんの言う通り! ていうか、なのはさん! 苦しいです! 抱き締めるのは良いんですが
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