暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep23反撃開始!のちょっとその前に・・・ 〜Interval 3〜
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なのは・・・?』

『たぶん大丈夫。ヴィヴィオ、お友達と学院の図書館に寄ることがあるんだ。もしかしたら今日も図書館に寄っているかも・・・』

それならいいんだけど。もし私たちが見逃していたら、それは悲しい事態が私たちを襲うことになる。待〜てども待〜てども来〜ないヴィ〜ヴィオ〜♪ だ〜けどそ〜の子はおうちに帰ってたぁ〜♪・・・なんて。それを知らずに待ち続ける私たち。しかも草陰に隠れてひっそりと。悲惨過ぎる。

『・・・あ、来た!!』

レヴィからの念話で、この後に起こりえたかもしれないバッドエンドの回避に安堵しつつ、レヴィの視線の先を見る。居た。確かにヴィヴィオだ。5年で大きく成長したヴィヴィオが、友達2人と楽しそうに話しながら歩いてる。
何か用事があるのか友達2人はヴィヴィオと別れて、別の方へ向かって歩き出した。んで、ヴィヴィオはそのままこっちに向かってきた。

『わぁわぁ♪ ヴィヴィオだよ! うわぁ、ホントにヴィヴィオだ! すごい! 私の目の先、すぐそこにヴィヴィオが居るよ! ねぇなのは!』

『ちょっとシャルちゃん。(ひと)の愛娘を見つけて、そんな幻の珍獣を発見しました、みたいな感じで報告しないで』

私のテンションに呆れているのか苦笑を浮かべるなのは。だってこっちに来てから映像でしか観てないヴィヴィオがすぐそこに居る。憶えてるかなぁ? ルシルのことは憶えてるみたいだし、私のこともきっと憶えていてくれるはず。
あ〜、でももし、もしも私を憶えてなかったら・・・やばい。何か泣きそう。頭を抱えて唸っていると、『ほら、シャルちゃん。早くしないと・・・』となのは。確かにこのままじゃヴィヴィオは私たちに気付かずに行っちゃう。どうしようどうしようどうしよう・・・あ、これでどうだ!!

『レヴィ!』

『な、なに!?』

『私とレヴィでヴィヴィオを襲う!』

『『はい?』』

なのはとレヴィが首を傾げて、こいつ何言ってんの?って顔をした。

『サプライズ! 私が直でヴィヴィオの実力を測る!!』

『『はぁぁぁぁ!?』』

驚く2人を余所に私は「我が言の葉は幻想紡ぐ鍵」と詠唱する。これはルシルの呪文を自分なりにアレンジしたものだ。

ルシルの固有能力・“複製”。
あれを疑似的に再現した、私独自の固有魔術・“複製の魔眼”。それで覚えた“力”を、私の創世結界・“剣神の星天城ヘルシャー・シュロス”の書庫に貯蔵する。そしてさっきの呪文で使用する。ルシルの“英知の書庫アルヴィト”と同じ能力だ。
そう、何を隠そう早い話が完全なパクリなのだッ(自慢げ)!!んで、今持ってる術式のほとんどはルシルから貰った物。この3千年の間に、ルシルと同じ契約になった時に“アルヴィト”に入れてもらって出来るだけ覚えた。それでも6割
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