暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep23反撃開始!のちょっとその前に・・・ 〜Interval 3〜
[4/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
そりゃ悪かったけどさ! だったらあの時、騎士甲冑を生成する前に一言くらい断りを入れろぉぉぉぉぉぉッ!というわけで、しばらくグリグリアタックを受け入れろ、レヴィ・アルピーノ!!
私とレヴィに集まる視線もなんのその。観たい奴は観て行け。さぁ寄ってらっしゃい!観てらっしゃい! 痛みに悶えた涙目の美少女レヴィですよ! 見学料は超お得なタダ! そこのお兄さん、どうですかっ!? 可愛いですかっ!?

「急がないとレールウェイの時間に間に合わなくなるよ?」

グリグリグリ・・・なのはの言葉もなんのその。グリグリアタック続行中。

「痛いって! シャルロッテェ〜!」

「わははははは! ごめんなさい、はどうしたぁ!」

「・・・シャルちゃん、レヴィ。私と・・・いっぺん、お話ししてみる?」

透き通るなのはの冷めた声が私とレヴィの耳に届く。

「「ごめんなさいでしたッ!」」

こめかみをピクピクさせながら目の笑ってない笑顔を浮かべるなのはに、私とレヴィはすぐさま整列して頭を下げた。しかもさっきのセリフ、どうしてか“いっぺん、死ん〇みる?”に聞こえた。めっちゃ怖かったよぉ(泣)
とまぁ、そんな騒ぎも治まって、私とレヴィはなのはの後ろに続いてレールウェイのステーションへと向かう。街中を歩く中、私たちの耳に届くあるニュース。

『第35管理世界オーレリアを代表する魔導端末メーカー・アムストル社に、反時空管理局組織テスタメントとの癒着の疑いでがあるとのことで、強制捜査が行われています』

なのはが立ち止まって、モニターに視線を移す。女性キャスターの読むニュースの内容は、私たちが関与した出来事だ。テスタメント。私の“最後の戦い”を飾るには相応しい相手だ。かつては同じ連合世界だったヨツンヘイム。だけど、どちらかと言えば味方ではなく憎き敵。
ミッドガルドを脅して、私たち“天光騎士団”を強制的に連合軍に組み込んだヤツら。その末裔と戦える。でもこれは八つ当たりだ。当の魔術師はあの時代を生きたヤツじゃない。だけど、ヨツンヘイムの血族である可能性の魔術師を討てる。これはかなり重要だ。この時代に、あの時代の血を残しちゃいけないんだ。

「シャルちゃん。今度こそルシル君は残れるよね・・・?」

なのはの突然な問いかけ。

「フェイトとルシルが対人契約を行うには、ルシルの契約者の魔術師を倒して、ルシルとの契約を解除させる。それかルシルをボコにして、消滅寸前までダメージを与えて魔術師との繋がりを無理矢理断つ。このどちらかを成しえて、初めてルシルを残せることになる」

手っ取り早いのがルシルをボコにする方法だ。現状のルシルはメチャクチャに力が抑え込まれてる。レヴィに聞いた通り、ルシルの力が魔術師に流れ込んでいることが最大の原因だ。理由は不明だけど
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ