暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep23反撃開始!のちょっとその前に・・・ 〜Interval 3〜
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感謝をしないとダメだね。

「で? どこを観て回るのシャルちゃん」

「フフフ。なのは、昨日言った通りにヴィヴィオに私のこと話してないでしょうね?」

なのはの質問にそう答える。私がミッドに来た理由の1つに、ヴィヴィオに逢って、ついでに驚かすというのがある。その他にも元ナンバーズの様子を見たいというのもあるし。
ナカジマ三佐のところへチンク、ディエチ、ノーヴェ、ウェンディが養子になるなんて、それはもうビックリだ。んで、セインとオットーとディードが、騎士カリムとシスターシャッハのところに。
そして私にとっての一番のニュース。あのルキノがグリフィスと結婚したいたことにも驚いた。いやぁ、“機動六課”時代から、もしかしたら、なんて思っていたけど、まさかこうも早く結婚まで行くとは。あー、でも5年でそこまで行くのは普通なのかな?かな?

「え? あ、うん。サプライズ・・・なんだよね? だからシャルちゃんついては何も話してないよ。でも、シスターシャッハには敷地内に入る許可を取るために話したけど・・・」

「ん! よし。そんじゃ・・・いざ参らん、St.ヒルデ魔法学院!」

ビシッとSt.ヒルデ魔法学院のある北部へと指を差す。ふふん、なかなか決まったんじゃない?

「シャルちゃん。そっち東だから。北はこっち」

なのはが若干呆れながら私とは別の方向を指差していた。私たちの今の背景には“・・・・・”が浮かんでいて、全体的に白くなっている。間違いなく。

「・・・プッ。くくくく・・・あはははは! シャルロッテ、有り得な――うふふふ・・・あははははは!」

「っ〜〜〜〜! わ、笑うなぁぁぁぁッ!!」

レヴィお腹を抱えながら爆笑しだした。確かに方向を間違えたのは可笑しいけど、そこまで笑うほどのものじゃないはず!!

「カッコつけた上に自信満々に指差して、なのに北じゃなくて東を指差すなんてマヌケ過ぎ! もーおかしい!! どれだけ方向音痴!? あはははは!!」

「うるさぁ〜〜〜い!」

「あはははは――痛だだだだ!!」

レヴィの頭を左右から拳骨でグリグリする。笑った罰だ。そして昨日私に恥ずかしい格好をさせた罰!
勝手に騎士甲冑のデザインを変更したその悪魔の所業! “トロイメライ”のコアに“閃駆”の術式があるかどうか調べるだけならまだしも、騎士甲冑を変更して、レヴィの防護服のデザインのネタにしていたというその行い!

「許すまじ!」

どうしてわざわざ私の“トロイメライ”でするのか理解不能! 別の誰かのデバイスを使えば良かったのにさ!ていうか、“トロイメライ”も断らずに快諾した事実にもビックリ、プッツンだ!

――マイスターが居なくなり、自分を使用してくれる騎士が居なくなったことで暇だったのです――


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