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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep22教えて! 剣神シャルせんせー!! 〜Interval 2〜
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アイツばかりは私が相手しないといけない。それに王族クラスの魔術師。なのは達にはきっと荷が重い。それに、ヨツンヘイムの魔術師とは因縁のある私が片付けないと・・・。
「あのシャルさん。僕はグラナードにその・・・気に入られたというか目を付けられたというか、なんですけど。僕でもグラナードやフォヴニスに勝てるんでしょうか・・・?」
エリオがかなり自信なさげにそう聞いてきた。グラナードとフォヴニスのコンビ。エリオが勝てる確率は現状じゃ弾きだせない。
「エリオ。私の存在の調整は明日の夕方にでも終わるから、そのとき一戦お願い」
「え? あ、はい。えっと、それは良いんですけど・・・?」
「現状のエリオの実力がいまいち判らないからね。それで決めるよ」
そう、エリオの実力が現状どこまでなのかが判らないからね。だから無責任に、勝てるから大丈夫、なんて口が裂けても言えない。きっちり判断してから相手を決めていくしかない。エリオは私の意図が判って、礼儀正しく立ち上がって「お願いします!」と頭を下げた。私が頷くと、エリオは椅子に座り直して、キャロと頷ずき合っていた。
「あ、でもそれだとカートリッジシステムを搭載したデバイスを持つ魔導師じゃないとダメってことになるよね」
なのはが挙手して確認してきた。
「まぁそれはそうだけど・・・。実際に幹部たちと戦うのはこの六課だけなんでしょ? だったら十分じゃない?」
カートリッジシステムのデバイス持ちはなのはにフェイト、シグナムとヴィータ。そんでスバルとティアナとエリオ。レヴィはどうやら神秘を扱えるようだし度外視。はやてとシャマル、ザフィーラにキャロは・・・指揮や援護だし問題ないと思うんだけど。
「んー、そっか」
なのはが少し微妙だけど、まぁ納得した表情を浮かべて手を下した。私は「そんじゃ次の質問を受け付けるよ」とみんなを見回す。次に「はい」と挙手したのは、はやてとリインの2人。お互いを見合わして、リインが手を下げたところを見ると先にはやてが質問することになったようだ。
「・・・リインフォースのことなんやけどな。その、リインフォースはこの世界に残ることが出来るんやろか?」
「リ、リインもその質問です! シャルさんは、リインフォースをこのまま留めること出来ますか?」
はやての質問にリインも同意。そして視界の端で、スバルとティアナがピクッと身体を震わしたのが見えた。考えていることが手に取るように判った。でも2人とも。ごめん、それは無理なんだ。
「・・リインフォースに関しては、たぶん大丈夫だよ。こんなこと言うのはシグナム達にすごく失礼だけど、ここは敢えて言うね。リインフォースの心や想いは確かだけど、究極的には人間じゃない。だから今のレヴィのように、そして現在
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