暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep22教えて! 剣神シャルせんせー!! 〜Interval 2〜
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「・・・はい、ここでコマーシャ――」

「さっさと言えぇぇぇぇぇ!」

「コマーシャルってなんや!?」

「ボケるとこじゃないよ!」

「真面目に話をしたいんだけど!」

ついにはツッコんだヴィータ、はやて、なのは、フェイトの4人。ずっこけるリインとアギト。呆れて溜息を吐くシグナムとザフィーラ。スバルとティアナとエリオとキャロは苦笑いを浮かべて「シャルさん・・・」と呆れてる。
レヴィも「相変わらずだねシャルロッテ」と苦笑い。シャマルは未だに「いいもんいいもん」とテーブルに“の”の字を書いてブツブツ呟いている。

「ご、ごめん。悪ふざけが過ぎた。答えはイエス。あるよ、みんながアイツらと真正面から戦って、そして勝つことの出来る術」

「ホンマか!?」

「「本当に!?」」

「「「「「本当ですか!?」」」」」

「「本当なのか!?」」

「いいもんいいもん」

「シャマ姉・・・」「シャマルよ・・・」

「あるよ。だから落ち着いて。ね?」

一斉に立ち上がって聞き返してきた全員に落ち着くように諭すと、みんなはゆっくりと座り直した。あとシャマル。ちょっと引き摺りすぎ・・・。

「方法は実に簡単。目には目を、歯には歯を、神秘には神秘を。はやて。未使用かつ魔力が充填されていないカートリッジを出来るだけ用意して」

「未使用カートリッジって・・・? あっ! まさかシャルちゃん・・・!」

はやてが、私が何をするつもりなのか察して絶句する。なのは達もそうだ。私の幹部を打倒する方法が何かを察して絶句してる。

「そうだよ。私の神秘が宿った魔力をカートリッジに充填して、そのカートリッジを使うことでみんなも神秘を使う。これでアイツらの神秘を有するという優位性は崩れる。ならあとは実力がものを言う。どう? みんなの実力ならきっと勝てると思うんだけど」

軽くみんなを見回す。はやては少し考える素振りをして、シグナムとヴィータへと視線を移す。

「・・・シグナム、ヴィータ。どうや? カルド隊に勝てそうか?」

「おそらく・・・いえ、間違いなく。カルド隊の強さは、あの炎による爆発力によるもの。あれを抑えることの出来る術を使えるのであれば、私でも勝てます」

「あたしもだよ、はやて。あの気持ち悪い黒い炎をどうにか出来るなら勝てる」

シグナムとヴィータはしっかりと自信に満ちた声で答えた。私も実際にカルド隊ってヤツと少し戦ったけど、間違いなくシグナムとヴィータの方が強い。神秘の高さだと私の方がゼルファーダやフォヴニスやラギオンより上。そう、たとえ弱体化してようともだ。だからカルド隊の問題はクリアしたと言っても過言じゃない。

(でも、さすがに悲哀の天使メノリアは難しいかもしれない・・・)

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