暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep22教えて! 剣神シャルせんせー!! 〜Interval 2〜
[6/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ャマルはショックをうけた。こうかはばつぐんだ。
シャマルはたおれた。シャルロッテはしょうりした。
2けいけんち(少なッ!)をもらった。なかまがあらわれた。
おっぱいまじんがあらわれた。えいえんのロリがあらわれた――

「今のはシャルロッテが全面的に悪いよな?」

「そうだな。フライハイト、弁明はあるか?」

「ありません、ごめんなさい」

――シャルロッテはおおげさにあたまをさげた。
シャルロッテはしあいにまけて、しょうぶにしょうりした
2000けいけんちをもらった。シャルロッテは“シャルロッテ2nd”にしんかした。
シャルロッテは“どげざ”をおぼえた。“くうきをよむ”をおぼえた。
シャルロッテはすこしかなしくなった。ぜんステータスが3さがった――

(作戦通りにさっきの空気が吹き飛んだし、まぁいいか)

シャマルと私だけがどうしようもない被害を受けたけど、それでもみんなの表情は少し明るくなった。これからはちゃんと考えてから口にしないとダメだな。

「そんじゃ、そろそろ続きの話にいこうか」

ゆっくりと立ち上がって、みんなを見回す。するとみんなはコクリと頷いて、自分の席に戻っていった。シャマルも「くすん。いいもんいいもん」と呟きながら席に戻った。後でマジ謝りしよう。うん、そうしよう。

「と言っても大体話したから、これからは質問タァ〜イム! 名付けて、教えて!剣神シャルせんせー!のコーナー! わぁ〜い! さあ! 私のスリーサイズ以外なら何でも聞いて! ヘイ! カマーンカマーン!!」

「すごいテンションの高さですね、シャルさん・・・」

リインが苦笑いしながらそう言ったから、私は「元気だけが私の取り柄だから!」と即答。みんなは「確かに」って一斉に頷いた。少しは“だけ”っていうのを否定してください。

「はい。結構大事なことなんで聞いておきたいんですが・・・」

そんな私のガックリ項垂れた心を余所に、エリオがいち早く礼儀正しく挙手。立派になって、お姉さんは嬉しいです。

「どうぞどうぞ」

だから今の私に出来る最高の満面の笑みで質問を促す。

「あ、は、はい。えっと僕たちに、テスタメント幹部と戦える術はあるんでしょうか?」

エリオの質問内容に、みんなが頷いては自分もそう聞こうとした、とか言いだした。なるほど。確かにそのことに関しては何も触れてなかった。

「ん。ではその質問に、シャル先生が優しく解り易く忘れられないほどに答えよう。答えは・・・」

溜める。溜める。溜める。溜める。カタカナ5文字の某クイズ番組の、またまたひらがな5文字の某司会者さんくらいに溜める。みんなはソワソワしだした。もう少し溜める。まだ溜める。もっと溜める。そして、身を乗り出して、口をゆっくり開く。
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ