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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep22教えて! 剣神シャルせんせー!! 〜Interval 2〜
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茶を飲んでいたシャマルをまた引き合いに出した。シャマルもまたイジられやすいキャラになりつつあるのかもしれない。ご愁傷さま。だから巻き込まれたシャマルを慰めてあげようかなぁ。
「シャマルも大変だよね・・・」
「ええ!? 何でかフライハイトちゃんから憐れみの目で見られた上に同情された!?」
シャマルがさっきの廊下でのように泣き崩れちゃった。あれ? 何でシャマルは泣いちゃったの? ていうか、憐れんだ目なんかしてないし、同情も・・・少しした。ごめん。
「あ〜あ、シャマルを泣かしちまったな、シャルロッテ」
「ええ!? 全面的に私の所為!? むぅ、異議あり! ヴィータにも非があると私は思います!」
ヴィータが私に罪を丸ごとなすり付けるのを阻止するために挙手。
「却下! 異議は認めねぇッ!」
ヴィータも挙手。
「こうなれば徹底抗戦だ、こんちくしょぉー!」
「「あだッ!?」」
と思ったら再び突き抜ける衝撃が、今度はヴィータにも襲いかかった。2人して頭を押さえて痛みに悶絶。だからシグナム、鞘で叩くのやめて。ホントに痛いから。
んで、そこから始まるお説教タイム。もちろん私とヴィータは正座だ。シグナムの説教を聞き続けて数分経過・・・。
「まったく・・・」
ようやく終わった、と思いたい。だから、続きに行くかもしれない危機をここで・・・挫く。シグナムがまた口を開く前に、こっちが先に口を開く。先を取る戦法なり。
「だって仕方ないじゃん。さっきも言ったとおりここ3千年、
絶対殲滅対象
(
アポリュオン
)
との戦争激化とか世界滅亡とか、そんな契約ばっかだったんだもん。まぁそれだけじゃないけどさ。でもようやくこんな時間を過ごせる世界に来れた。少しは暴走するよ。したいよ。というかさせろ」
私がそっぽ向いてそう言うと、みんなが息を飲んだ。会議室がシャレにならない沈痛な空気になってしまった。またまたまずった。今のタイミングで言うようなことじゃない。この空気をどうにかしないと・・・だから。
「だから・・・少しの暴走は見逃せぇぇぇぇッ!!」
ちょっと無理があるかもしれないけど、この嫌な空気を吹き飛ばすために、無駄に元気に明るく振舞う。ターゲットは最も近いシグナム。にしようかと思ったけどバッサリと“レヴァンティン”に斬られるのも嫌だから・・・シャマル! 君に決めたッ。
シャマルに腰に抱きつくと、「ひゃぁ!?」なんて可愛い悲鳴を上げて硬直。
「はっ! これは・・・シャマル、少し太ったんじゃない?」
シャマルのお腹周りをちょいと指先でフニフニする。私のかすかな記憶だと、もう少し細かったような気がするんだけど・・・?
「ガーーン!!」
――シャルロッテの“禁句・乙女殺し”こうげき。
シ
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