暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep22教えて! 剣神シャルせんせー!! 〜Interval 2〜
[4/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「お仕置きだよ。抱きつきの刑、なんて♪」

「はい?」

「じゃあ私もお仕置き!」

「私もや!」

なのはに続いて、フェイトとはやても子供みたいに抱きついてきた。当惑する私だけど、親友sの温もりがすごく優しくて柔らかくて、なんだか泣きそうになるほど幸せな時間だと思った。だから私も前のなのは、左のフェイト、右のはやての背中に腕を回して抱き締める。んで、抱き締めて密着することで判ることもある。

「・・・にしてもフェイト。また大きくなったんじゃない、胸」

「ふぇ!?」

ちょっと左手を動かしてフェイトの胸を触り、5年前を思い出しながら大きさを比べてみる。当然フェイトは変な声を出して私から離れる。するとなのはもはやても顔を引き攣らせながら離れようとする。

「逃・が・さ・な・い・よ☆」

久々のスキンシップなのだ。元々ははやてのスキルを私が継承して、その上はやてから免許皆伝?を貰った。逃げ出そうとするなのはとはやてを、腕に力を込めることで逃がさないようにしようとしたけど、思っていた以上に2人の力は強かった。

「し、シャルちゃん、その・・・ダメだよそういうのは。ね?」

「そ、そうやで。もう私らも若くないしな」

「ほう、ピッチピチの24歳でまだまだ若いと言っていたのは、どこのどなたかなぁ?」

「言っていないし! その手の動きはかなりまずい、よシャル!!」

徐々に後退していく親友s。無論私は追う。一定の距離のまま膠着する私たち。これは埒が明かないな。こうなれば・・・

「閃駆で一気に・・・!」

「「「そこまでする!?」」」

親友sは自分の身体を抱くように後ずさりしながら絶叫。いざ!というときに、頭頂部から目ん玉へと突き抜ける衝撃が私を襲った。

「あいたぁッ!?」

「いい加減にしろフライハイト」

シグナムだ。シグナムが“レヴァンティン”の鞘で、私の頭を叩いたんだ。痛い! どうしようもなく痛かったよ、今の一撃! 目から火花が出た、とか、ピヨってる、とかだよ今の私・・・(泣)。両手で頭頂部を押さえて蹲る。くそぉ、ホントに痛い。あ、涙出てきた。

「「「た、助かったぁ」」」

安堵の溜息を吐いてる親友s。それ以前に私の心配をしてほしいものだ。

「痛いじゃん! 何するのさッ!」

頭を押さえながら勢いよく立ち上がって、シグナムへと振り返る。するとシグナムは担いだ鞘で右肩をトントンと叩いてから呆れ顔で溜息ひとつ。

「お前が悪い。先程のお前は犯罪者一歩手前だったぞ」

「確かに。セインテストを女装させてた時くらいにヤバかったな。もしくは暴走したシャマルくらいだな」

「何でまたそこで私を出すの!?」

ヴィータも参戦。だけど何故か、のんびりお
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ