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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep21テスタメントの真実 〜Incarnation of desire〜
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しだったのに、何さっきのアレ。どんだけ体育会系に進化? 拳法使い? 動きも先読みも凄いの一言だよ。しかも一人前に美少女になってるし、性格も変わり過ぎだしさぁ・・・笑える方向に(笑)」
エリオとキャロに挟まれ歩いている成長したレヴィを見ながら、シャルロッテは先程の戦いを思い返していた。調整を終えていないことで身体が鈍い。それを抜きにしてもレヴィは強かったと思う、と。捌くのがやっとな拳打・蹴打の連撃。それと同時に放たれる砲撃。2発のクリーンヒットを貰ったことがシャルロッテの心を揺さぶった。
「でも、ま♪ あの子、あんなに可愛い笑顔が出来るようになったんだね・・・。ルシルも喜ぶだろうねぇ〜」
しかし幸せそうに笑みを浮かべてエリオたちと話すレヴィを見て、シャルロッテは嬉しそうに笑みを浮かべると、フェイトが「うん・・・そうだね」と寂しそうに頷いた。
「それでなシャルちゃん。会議室に戻ったら・・・」
はやてが後ろからシャルロッテに耳打ちする。“テスタメント”に関する情報を今すぐにでも聞きたいはやては神妙な面持ちだ。
「あはは・・・ごめん、はやて。さっきの続きだね」
重要な話へと行く前にシャルロッテの暴走が起こり、先延ばしになっていた。さすがに責任を感じているのか苦笑いしながら謝った。
「「シャル!!」」
廊下を移動するシグナムとザフィーラを除く六課メンバーの背後から、シャルロッテの愛称が呼ばれたことで、一斉に背後へと振り返る六課メンバー。
「おお! クロノとユーノ! 久しぶり!」
そこに居たのはクロノとユーノだった。なのはとフェイトとはやてもそれぞれ彼らの名を呼び、クロノとユーノも軽く挨拶を交わす。
「なになに? 男2人が女の子1人捕まえてどうするの?」
シャルロッテはニコニコと意地悪そうな笑みを浮かべながら、クロノとユーノの元にスキップで近付いていく。そんなシャルロッテに対し「女の子って歳かよ」とヴィータはツッコミを入れていた。
「うるさいなぁ、ヴィータ婆ちゃん。永遠の21歳をなめんなよ」
そんなことを言うシャルロッテ。もちろんヴィータも「婆ちゃんってなんだ!?」勢いよく振り返る。
「まぁそんなことより、どうしたの2人して?」
「聞けよ!」
スバル達に「まぁまぁ」と窘められるも怒鳴り続けるヴィータ。
「だったらシグナムとシャマルはどうなんだよ!? あたしより外見では歳いってるシグナムとシャマルは婆さん以上ってか!?」
ヴィータは咆え、とばっちりを受けたシャマルは「えぇぇぇ!? ひどぉ〜い!」と泣き崩れた。そんな外野を余所に、シャルロッテはクロノとユーノと会話を続ける。
「どうしたの?じゃないよ、シャル。どうして君までこの世界に!?」
「ど
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