暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第9話 =ロザリアってやっぱり嫌なやつ=
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。というよりしているんだろう。
そして結論を出したらしいロザリアはこれまた邪悪な笑みを浮かべた。
パッとみ俺の装備には金属はないからな。雑魚だと思われても仕方ないか。

「あんたもその子にたらしこまれた口?まったく強そうには見えないけど」

「人を見た目で判断しないほうがいいぜ、行こうみんな」

俺のことを罵倒されおそらく悔しくて顔を上げれないシリカ。
見た目で判断するしかないし、弱そうって油断してくれてるのは逆にありがたいんだけどな…

「ま、せいぜい頑張ってね」

完璧に間逆のことを思ってるだろうが…
ちょっと仕返しに警告っぽいことしておくか

「あんたらのお仲間さんにもよろしくな」

馬鹿にしたように言うロザリアに、シリカは振り向きもしなかったがこれはこれでいいだろ。
相手側にこっちの真意がわかるとは思えないからな。

でもシリカには少しだけ怖い思いをさせるかもしれない…
やっぱり利用って形になるのは本当に申し訳ないな…

その後はNPCレストランで食事してパラメータ上げるドリンクみんなで飲んだな。シリカは申し訳なさそうだったけど。
サチはチーズケーキにはまってるし…そんなにおいしいのなら今度俺も食べてみよっと…
案の定、そこで47層に行く理由をサチとユカに聞かれて俺とシリカでそれに答えた。
そして俺から協力してほしいって言おうとしたら先にシリカが言ってしまった。
でも2人は快くOKしてくれた。
正直、それには助かったな。

そして男女別れて寝室へ…と思ったけど3人がそのまま入ってきていた。
ちょうど47層について説明しておきたいところだったしよかったけどな。
そう思いながら俺は結構高かったアイテム―ミラージュ・スフィア―を取り出し展開させる。

「えっと俺たちが明日行くところがこの《思い出の丘》」

「47層は《フラワーガーデン》って呼ばれててとても綺麗な場所なんだよ」

「うわさには聞いてたけど本当にそんな場所があるのね〜」

珍しくユカが感心してる…
その右隣のシリカは「ほぇ〜…」とか話を聞いてるのか聞いていないのかわからない状況だった。

「…まぁいいや。ここの橋を渡ると「誰っ!?」うぉ!?」

俺が説明してる最中に急にドアに向けてユカが剣を投げた。
ドアの破壊は不可能だけどそれにびっくりしたのか外から足音がどたばたと聞こえてきた。

「…なんなの?」

「おそらく聞き耳スキル上げたやつが盗み聞きしてたんでしょう」

「でも…なんで盗み聞きなんか…」

「ま、そんなに心配する必要ないでしょ?」

シリカの質問にユカは心配無用と答える。
おそらく、俺、サチ、ユカの間では答えは出ているだろう。

「まぁ、さっきので詳しい説明は終
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