第五話 リリカルクエスト
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教会に僧侶がいるみたいだけど」
「じゃあ行ってみっか?」
そう言って教会を訪れる力と飛鳥。
「僧侶って坊さんなんだよな〜」
「だな〜きっと高貴な方なんだろうな〜・・・ん?坊主?」
なんか嫌な予感がした力と飛鳥・・・すると
「あ?てめえらなんか用か?」
教会から出てきたタレ目の金髪僧侶・北斗。何故かRPGの僧侶ではなくいつもの三蔵法師姿の北斗。
「・・・おめえよ・・・なんでおめえが僧侶なんだよ・・・にあわねえズドン!!うわああ!!」
力に向って拳銃撃つ北斗。
「・・・毎度毎度てめらが俺を金髪坊主と一緒にするからだろ」
「なんで僧侶の武器って貧弱なフレイルが多いじゃん!!何で銃なんだよ!」
「・・・なんかミツキが渡してきた」
「まさかこの世界作ったのミツキさんじゃ・・・」
「ありえるぜ。いつもの悪ふざけで・・・それでもってラスボスを倒した後に出てくる真のラスボスで大魔女ミツキとか出てきたりして・・・」
等とくだらない妄想を始めると・・・
「うるせえ殺すぞ!!!」
思いっきり銃乱射する北斗。とても神に仕える人間には見えないどっちかというと紙を足蹴にしていそうな人間だった。とりあえずRPGのノリにしたがって情報を与えることにした北斗。
「・・・えっと・・・この先に盗賊が出てて・・・大変困ってるそうです・・・お助けください(棒読み)」
台本持ちながらやる気なさそうに言う北斗に対し力は・・・
「うわぁ・・・助けたくねえ」
「うんうん」
だがここでイベントをこなさなければ力達は下の世界に変えることが出来ないと考え力は・・・
「ようっし!!行くぞハゲ蔵!」
「何で俺が?」
「どうせお前がいねえと先進まないんだから一緒に行こうぜ」
嫌がる北斗を無理矢理連れ出そうとする力と飛鳥。すると奥から娘キャロが出てきて・・・
「お義父さん行ってきてあげなよ」
「何で俺が?「パパって呼んじゃうよ♪」ゾクゾク」
キャロに蕁麻疹発動させられた北斗はしぶしぶ同行した。
「よおっし!盗賊を倒して村人に平和を!!」
そう言ってやる気を出した力だが・・・
町
「うっひゃっひゃっひゃ〜金目のものもってこいや!」
盗賊はやてと仲間の魔法剣士シグナムと闘士姫ヴィータが村人から金目のものを巻き上げていた。
それを見た勇者力は・・・
「・・・か・・・勝てない!!」
膝突いて愕然とする力だった。キャラクターを見て敗北が確定したことを嘆いていた。
「ちょっと勇者!!何でここで敗北をきしてるんですか!?」
「あのね・・・この作品において俺がはやてに拳骨で勝つ事は出来ないの・・・」
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