十二章
行軍中(1)
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と母だけだ。次言ったら、マジでその頸、刈り取るぞ?分かったかこのちょろぎ女」
ちょろぎ・・・・くるくると、バターロールみたいな形をした植物。梅のクルクルと良く似ている。ちなみに恋姫†無双で言ったら曹操や袁紹みたいな髪型。
「ちょろ・・・・な、な、なっ」
「何だぁ?髪にちょろぎ付けまくってるちょろぎ女、何か文句あんのかコラ?」
「この可愛らしい巻き髪を、よくもちょろぎ扱いしましたわねっ!許しませんわっ!」
「ああんっ!?やんのかコラァァァァ!」
「貴様らいい加減に落ち着かんか!この馬鹿者共が!!!!」
と言って俺は殺気と覇気を解放しながら、ハリセンを出した。
「は、ハニー!?」
「あわわわ、この状態になった一真は誰にも止められねえぞ」
「貴様らきゃんきゃん吠えてやかましい!そんなに吠えたいのなら俺がやってやるぞ!ゴラァ!!!!」
そして、馬から飛び降りてハリセンで何度も叩き殴った。
「だいたい、この騒動になった原因は挑発した貴様だ。あの空気を読まずして何が一流の将だ!貴様もだ小夜叉。一度は収めた怒りをまた出すとは俺がやった意味がねえだろうが!!!!」
そして、説教から数分後、梅と小夜叉は顔を青くしながら元の位置に戻った。さすがの桐琴も、俺の殺気と覇気で一緒に戻っていったけど。後程聞いた話では俺の隊より前にいた者達は、俺の怒号が聞こえたんだと。さすがの久遠でも、あの状態になった俺は止められんと言っていたようだ。
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