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Angel Beats! the after story
大波乱!嵐の秋蘭祭
秋蘭祭に向けて
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…殺されたいの?」

嫌悪感丸出しするゆり……マジデビル!

「待て待て、かなでに聞かれちゃダメなんだ。これから話すことは」
「何かあったのね」

かなでがいない隙に、俺が死後の世界で体験したことをみんなに話した。
「そんなことがあったの」

「そのイヴちゃんってかわいいかったか?」

「ひなっち先輩浮気はゆるしませんよ…」

「音なっちゃんも大変でしたね」

耳をユイに引っ張られている日向を無視しといて、これからのことをゆりに聞く。
「どうするだ?これから?」

「そうね……とりあえz」

「待ってください!このユイにゃんのことを忘れてませんか?」
突然、ユイが割り込んでくる。
「いったいどうしだ?」

「音無先輩忘れてませんか?私がガルデモ対策を練っていたことを」

「「あ〜そうだったな」」
俺も日向も忘れていたらしくユイに言われて思い出した。

「てめぇ〜ら何忘れてんだ〜〜、ユイにゃんがどれだけがんばったと思ってるんだ〜〜」
一応、病室内ということで声を抑えているあたりが感心した。

「で?そのガルデモ対策とやらを教えてくれないかしら?」

「わっかりました。では説明しますね」

ユイのガルデモ対策はこうだ……
まず、俺たちがバンドを結成する。
猛練習して、オーディションや路上ライブをする。
事務所の人に目をつけてもらう。
そして、デビューする。
バリバリに売れて、ガルデモと共演する……とまぁ、要点をまとめるとこうなる。これを聞いた俺たちは……

「「「「バカだな」」」」
「どうして、そうなるんですか!?」

みんなを代表するように日向がユイに聞く。
「いやいや、お前それ、どんくらいかかんの?」

「そうですね〜早くて1年とちょっとですね」

「oh……crazy……」

「バカだな」

「救いようもないわね」
ダメだ…可哀想になってきた。

「ええ〜〜せっかくギターやらドラムやらを借りていたのに〜」
「待って!もしかしたらそれ使えるかもしれないわよ」

どうしたんだゆり!?何か変なもんでも食ったんじゃないか?

「おい、ゆりっぺお前何か変なもんでも食ったんじゃないか?」

バキッと鈍い音が一瞬聞こえた後ドン!という何かにぶつかった音が聞こえた。

日向……お前は今日からルームメイトだな☆

「これを見て頂戴」

「どれどれ」

「なんて書いてあるんですか〜?」

「気になりますね」

みんなに聞こえるように読んでみる。
「え〜となになに、第50回鳳明学園 秋蘭祭(しゅうらんさい)のお知らせ?」
「分かったでしょ」

「「「いや、全然」」」
秋蘭祭?のお知らせだけで察しられるほど俺たち
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