スーパーロボット大戦OG外伝
0582話
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いている。
「そうだぞ。私はお前が誰を口説こうとも文句は無いが、それでもあまり女にだらしないというのはシャドウミラーを率いる立場としてだな。……そう、シャドウミラーを率いる立場としてどうかと思ってこうして苦言を呈している訳だ」
大事な事だから2回言いました、と言わんばかりに頷きながら口に出すスレイ。その頬が微妙に赤くなり、目が潤んでいるのを見ると、手に持っているコップに入っているのは恐らくアルコールなのだろう。
「全く、アクセル君もやんちゃなんだから」
「いや、そういう問題じゃないと思うんだけど……」
あらあらウフフと微笑む千鶴に、突っ込みを入れているのは円だ。
その横では、美砂もまた同様に頷いていた。
「別にアヤを口説いていたって訳じゃないんだがな。俺の中に存在しているアヤの念動力に関して話をしていただけで……」
「アクセルさんはそのつもりでも、アヤ大尉は十分口説かれているように感じられていたと思いますが。……ほら、こんな風に」
そう言い、取り出したデジカメに数枚のアヤの写真を映し出すオウカ。デジカメを持っていたってのも驚きだが、アヤを撮っていたってのもまた驚くな。
「え? オウカさん、アクセル君が口説いたっていうアヤさんってこの人? うわっ、結構美人……」
「そうね。でも、すごい露出が激しい格好をしてるんだけど……アクセル君を誘う為にこんな格好をしてるのかな?」
美砂と円がそれぞれにアヤに関しての感想を言うが……散々だな、アヤ。
いやまぁ、確かに極端なまでのミニスカートに、首や肩が剥き出しになっているような改造軍服であるのを考えれば、そういう突っ込みも理解出来ないではない。
実際、同じように改造軍服を着ているレモンと比較しても、露出度という意味では圧倒的にアヤが上だ。
……その辺、良く考えると年頃の男が多いヒリュウ改やハガネのメンバーとしては目に毒以外のなにものでもないんじゃないか?
そんな風に考えていると、不意に頬が引っ張られる。
視線を横へと向けると、いつの間にかレモンの隣に座っていた千鶴が手を伸ばし、俺の頬を抓っていた。
「レモンさん達も、アクセル君のお相手は大変でしょう? こんな風に無自覚に女の人にチョッカイを出していくのを考えると」
「フフッ、その辺はアクセルと付き合っていく為には慣れていかないといけないのよ。貴方達も将来的にアクセルの恋人としてシャドウミラーに入るつもりなら、その辺をきちんと考えておきなさい」
千鶴に笑みを浮かべて言葉を返しつつ、俺の腕へとしな垂れかかってくるレモン。グニュリとした柔らかく、圧倒的な感触を味わいつつも超包子特製の春巻きへと箸を伸ばす。噛んだ瞬間にパリッとした歯触りと同時に、タケノコや挽肉の入った餡が口の中に広が
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