”狩人”フリアグネ編
二章 「紅蓮の少女」
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常識から外れた存在同士は、お互いをどこか引き合うものがあるからな。
それに、大体の事情は分かった。
今の俺の体には時間制限が有るらしいし、今すぐにでも行動を開始しないといけない。
出来る事から片付けていかないとな。
「………それじゃ、私達は行くわ」
少女がそう言い終えると同時に、光と衝撃が湧き起こる。
「……っと!?」
いきなり周りは、雑踏の喧騒に包まれた。
封絶とやらが解けたのだろう。
止まっていた時が動き出したのだ。
突然な事だったので、人とぶつかりそうになる。
「………あ、そう言えば」
大事な事を忘れていた。
周りがいきなり動き出したから、ついつい忘れてしまったのだ。
「さよならを言ってなかったな」
既に少女は雑踏に紛れてその場から居なくなっていた。
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