第一話 ハルシオン学園
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ジルベールさん、キースさん!」
オペレーターのメリッタの声だった
ジルベール「どうした?何があった?」
メリッタ「ハルシオン学園が暴徒化した人達に襲われています!何人か応戦していますが、もう持ちこたえられないようです!」
ジルベール「ちっ…また奴らか…」
キール「あいつら、厄介なとこ襲いやがって」
ここ近年、アークスになれなかった人達が徒党を組んで暴徒化するという事件が勃発しているのである。これはアークスが抱えている問題でもあり、シップに住んでいる人達にとっては恐怖とも言うべき存在である。
ジルベール「メリッタ、他のアークスが到着するまでどれくらいかかる?」
メリッタ「えっと…現在向かっているのはエコーさんとアフィンさん、あとアザナミさんとジャンさんの四人が出撃しています。到着まで、後一時間は掛かるらしいです。」
キース「一時間!?」
ジルベール「間に合わないな…仕方ない、キース!行くぞ!」
キース「おう」
メリッタ「えええ!?何するんですか?」
メリッタは何かと悪い予感はしていたが、やはり当たってしまった
ジルベール「エコー達が到着するまで、俺らが食い止める。」
メリッタ「二人でですか!?暴徒はざっと100人はいますよ!いくらお二人がお強いとは言え無理ですよ!」
メリッタは止めようとするが無駄である、ジルベールは一度決めた事は曲げないのが彼の信条なのである
キース「そんな道理…」
ジルベール「俺らの無茶で…」
「「こじ開ける!!!」」
メリッタ「はわわ…もう止められないよぉ…わかりました!ジルベールさん、キースさんの両名はハルシオン学園に急行、押し寄せている暴徒達から生徒達を救って下さい、お願いします」
ジルベール「任務了解…」
キース「I have control」
ジルベールは刀(夜天甲牙)を、キースはツインマシンガン(Tヤスミノコフ2000IPカスタム)をデバイスから呼び出し、全速力でハルシオン学園に向かった。
その頃暴徒達に襲われているハルシオン学園は、最早風前の灯火とも言える状況であった。アークスに在籍しているほとんどの生徒がクエストで不在になっており、戦力といえる人員は少なかった。
暴徒達が襲来して来た時は20人程いた戦闘員は今では2人となっている。その2人はアークスであり、偶然学園にいた時に来たので直ぐに対応できたものの、多勢に無勢今では暴徒達が校舎内に入らないように食い止めている状況であった
「はぁ…はぁ…」
一人の少女はもう息切れ状態であった
「カリーナちゃん!大丈夫?」
カリーナと呼ばれた少女は身の丈並みのソード(アリスティン)を装備し、自身に回復法撃のレスタをかけたクラスはハンター/テ
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