NO.10 贋造魔女 千変万化鏡
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ーする能力。これが本来の『千変万化鏡』の能力。だが、この世界には『神器』がある。だからルフェイちゃんは『神器』の『黄昏の聖槍』をコピーした。
って!
「それなんてチート!?」
『神器』のコピーって。劣化でもすごすぎるだろう。
ただ、ルフェイちゃんの霊力が一気に減少した。やっぱり『千変万化鏡』は消耗が激しいらしい。何度も使える代物ではないということか。
ルフェイちゃんが『黄昏の聖槍』を持って俺に仕掛けてきた。つき出される槍を光の楯で防ぐ。
が、少し力が競り合った後、俺の楯が突き破られた。まあ、俺はすでにその場から離脱しているのだが。
すかさずルフェイちゃんは魔法を撃ち出してくる。
「聖槍持っても魔法使いってか!」
火の玉、氷の矢、雷の槍、それら全てを光の槍を振り回して叩き落とす。次にルフェイちゃんは『黄昏の聖槍』を投げつけてくる。
ちょっと待て!自分の『天使』をぶん投げていいの!?とりあえず避けるけど!
俺が避けたら槍は緑色の光に変化してルフェイちゃんの手元に戻っていった。取りに行く必要無しですか。随分と便利だな!
「いい加減沈んでもいいと思うわよ!『砲冠』ッ!」
現状俺の最大威力の砲撃を放つ。それを全力の魔力障壁で防ごうとするルフェイちゃん。悪いけど、これだけじゃ終わらないぞ!光の槍を追加で放つ!小型の光の槍を十二本放ち、止めにかなりの霊力を込めた槍を突き刺す!
「マ○ー・デス○ラクト!」
なんちゃってマ○ー・デス○ラクトは、『贋造魔女』を木っ端微塵に砕いた。
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「やっと静まった・・・・・・」
ルフェイちゃんの『天使』の暴走をやっと止められた。『贋造魔女』が砕けると同時に霊装も消え、元の服装に戻るルフェイちゃん。
「終わったかにゃぁ?」
黒歌ぁ。お前まさかわざと参加しなかったのか?
「黒歌、まさかわざと参加しなかったのかしら?」
「まさか、手を出さないほうがいいと思ったから出なかっただけにゃ」
結局わざとやんけ!
「まあいいわよ。さてと、ルフェイを起こさないとね」
俺はルフェイちゃんの頬を軽くペチペチと叩いて起こそうとする。すると、それを見ていたオーフィスがなぜか一緒にルフェイちゃんの頬を軽くペチペチし始めた。
ペチペチペチペチペチペチペチペチ・・・・・・
「って、いい加減起きますよ!?」
お、起きたな。
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